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BenQ、USB PD 60W給電対応でAdobe RGB 99%の27型WQHD液晶

SW270C

 ベンキュージャパン株式会社は、ハードウェアキャリブレーション機能を搭載する写真/映像編集向けの27型液晶ディスプレイ「SW270C」を8月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。

 WQHD解像度(2,560×1,440ドット)の液晶で、Adobe RGB 99%、DCI-P3/Display P3 97%、Rec.709/sRGBカバー率100%と広い色空間をサポートするプロのクリエイター向け製品。16bit LUT(ルックアップテーブル)により、10bit色深度の表現力を活かすことができ、写真編集/映像編集、印刷物などにおいて正確な色を実現できるとする。映像編集に最適なHDR 10や1080/24p再生にも対応。

 着脱可能な遮光フード(横のみ)や、OSDコントローラのホットキーパックG2標準装備するほか、USB Power Deliveryで60W給電可能なUSB Type-Cポートも搭載。機能面では3種類のプリセットからなるモノクロモードなども備えている。

 おもな仕様は、パネルがIPS式で表示色は約10億7,000万色、輝度300dc/平方m、コントラスト比1,000:1(最大2,000万:1)、視野角は上下/左右178度、応答速度は14ms(中間色5ms)。

 台座は、-5~20度のチルト、左右45度のスイベル、150mmの昇降、90度のピボット、100×100mmのVESAマウントに対応する。

 映像入力端子はUSB Type-C、DisplayPort 1.4、HDMI 2.0×2。そのほかのインターフェイスとして、USB 3.0×3(1基はアップストリーム)、SDカードスロット、ヘッドフォンジャックを装備。

 本体サイズは626×334.8×504.5~614.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.5kg。