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三菱ケミカル「Verbatim」ブランド事業、光学メディア最大手の台湾CMCへ売却
2019年7月1日 18:16
三菱ケミカル株式会社は6月14日、連結子会社である三菱ケミカルメディア株式会社傘下の記録メディア事業を、台湾のCMC Magneticsへ売却することで合意したことを発表した。
売却されるのは「Verbatim」グループが展開する光ディスク、USBフラッシュメモリなどの記録メディア事業、およびそのほかの事業ならびに三菱ケミカルメディアが保有するそれら事業に関する資産となる。日程や売却額については明かされていない。
CMCは1978年の創業から記録メディア事業を手掛けており、OEM製造のほか自社の「Mr.DATA」ブランドよりDVDメディアを発売している。現在は光ディスクにおける世界最大手メーカーとなっている。
三菱ケミカルでは、同社と長期にわたる光ディスクなどの技術供与、製造受委託などを通じてパートナーシップを構築しており、それらの結果として今回の売却合意に至ったとしている。