LG gramに“17型世界最軽量1.34kg”で約22時間動くモバイルノート

　LGエレクトロニクス・ジャパンは1月30日、モバイルノートPC「LG gram」シリーズから、13.3/14/15.6/17型の4サイズを発表、合計11モデルを2月15日より順次発売する。

　それぞれ税別店頭予想価格は、13.3型が146,880円前後、14型が152,880円前後、15.6型が162,880円前後、17型が184,880円前後からとなっている。

　これまで13.3～15.6型の3サイズを用意していたが、今回新たに“モバイル”という枠組みで重量1.34kgにまで軽量化された17型をラインナップに加えた。17型はアスペクト比16:10のWQXGA(2,560×1,600ドット)液晶となっており、フルHD(1,920×1,080ドット)を採用するほかの3サイズよりも高解像度。画面面積は15.6型よりも35%広い。

　17型の筐体は380.6×265.7×17.4mm(幅×奥行き×高さ)と、15.6型の357.6×228.4×16.8mm(同)に近いサイズを実現し、モバイルノートとして持ち運びが許容可能な大きさまで抑えた。

　13.3～17型まで、Core i5-8265UとCore i7-8565Uの2種類のCPUを用意しており、筐体色は13.3型と14型がホワイトとダークシルバーの2種類、15.6型と17型はダークシルバーのみとなる。

　バッテリ容量はすべて4セル72Whのリチウムイオンバッテリとなり、新素材のカーボンナノチューブを採用したことで電力効率が大幅に向上。13.3型では駆動時間が約28時間とこれまでで最長で、17型でも約22時間と長時間のバッテリ動作を実現した。ちなみに、14型は約27時間、15.6型は約24時間駆動となる。

　従来どおり、軽量さだけでなく頑丈さも売りとしており、軽さと堅さを備えるマグネシウム合金採用の筐体は、米国国防総省によるMIL-STD 810G準拠の耐久性を確保。落下/低圧/砂塵/高温/低音/振動/塩水噴霧といった試験のほか、自社試験としてヒンジ/キーボード/端子部の耐久性、液晶加圧、SAR(電磁波比吸収率)、騒音、EMI(電磁妨害)の検証も行なわれている。

　また、昨年(2018年)9月に発売されたLG gramの13.3型と15.6型には、Thunderbolt 3と指紋認証センサーが搭載されたが、今回は全機種に搭載。指紋認証センサーは電源ボタン部分に実装される形を採る。

　このほか、有償サービスとなるが、メモリとSSDの増設サービスを展開し、メモリは全機種標準で8GBが実装されているが、最大16GBに増やすことができる。

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　以下、実機写真を掲載している。