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Creative、頭や耳の形に合わせて音を最適化するヘッドフォン

SXFI AIR

 クリエイティブメディア株式会社は、独自のサウンド技術「Super X-Fiヘッドホンホログラフィ」技術を搭載した「Creative SXFI」シリーズから3製品を直販限定で発売する。ラインナップは、ワイヤレス対応USBヘッドフォン「SXFI AIR」、USBヘッドフォン「SXFI AIR C」、およびUSBヘッドフォンアンプ「SXFI AMP」。

 Super X-Fiヘッドホンホログラフィは、ユーザーに最適なオーディオ設定を自動で行なう技術。自身の顔と左右の耳をスマートフォンの専用アプリを使って撮影すると、その写真を元にAIが頭や耳の形状を分析しプロファイルを作成する。専用の「Super X-Fi UltraDSP」がプロファイルを利用して音声出力を最適化し、自然な音場の広がりなどを再現するという。Super X-Fi UltraDSPはSXFIシリーズ製品すべてに搭載される。

SXFI AIR

 SXFI AIRは、50mmのネオジウムマグネットドライバーユニットを搭載したヘッドフォン。発売は2月中旬の予定で、価格はオープンプライス。直販サイトでの税別価格は17,800円。

 入力はBluetooth 4.2、USB Type-C接続および3.5mmアナログの3系統。なお、PC/MacにUSBで接続した場合は最大7.1chに対応する。

 左側のイヤーカップをタップ・スワイプして再生などのコントロールが可能。イヤーカップの周囲は1,670万色のRGB LEDを備え、ユーティリティソフト「SXFI AIR Control」を使用してカスタマイズできる。小型で単一指向性の「ナノブームマイク」を搭載し音声通話に対応するほか、ヘッドフォン本体にmicroSDカードスロットを搭載し、内蔵の音楽プレーヤー機能を使ってヘッドフォン単体で音楽を聞ける。

 ヘッドフォン部のおもな仕様は、再生周波数帯域が20Hz~20kHz、インピーダンスが32Ω、音圧感度が105dB/mW。マイク部は、周波数特性が100Hz~8kHz、音圧感度が-38dBV/Pa。Bluetoothの対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP、対応コーデックはSBC。内蔵音楽プレーヤーの対応ファイルフォーマットはMP3/WMA/WAV/FLAC。

 電源容量は1,300mAhでバッテリ駆動時間は最大約10時間。充電時間は約2.5時間。本体色はブラックとホワイトの2種類で、重量は約340g。

SXFI AIR C

SXFI AIR C

 SXFI AIR Cは、SXFI AIRからBluetoothや内蔵音楽プレーヤー機能、タッチコントロールなど一部の機能を省いたヘッドフォン。発売は1月下旬の予定で、価格はオープンプライス。直販サイトでの税別価格は13,800円。

 入力はMicro USB接続および3.5mmアナログの2系統。SXFI AIRと同様に単一指向性のマイクが付属するが、ナノブームマイクではなく「ClearCommsマイク」となる。

 ヘッドフォン部のおもな仕様は、50mmネオジウムマグネットドライバーユニット、再生周波数帯域が20Hz~20kHz、インピーダンスが32Ω、音圧感度が114dB/mW。マイク部は、周波数特性が50Hz~15kHz、音圧感度が-42dBV/Pa。

 本体色はブラックのみで、重量は約318g。

SXFI AMP

SXFI AMP

 SXFI AMPは、USB Type-C接続のヘッドフォンアンプ。発売は1月下旬の予定で、価格はオープンプライス。直販サイトでの税別価格は16,800円。

 DACにAKM製「AK4377」を採用し、24bit/96kHzの再生をサポートする。最大7.1chの出力も可能で、インピーダンスが600Ωまでのヘッドフォンに対応する。S/N比は120dB。

 入力はUSB Type-Cで、出力は3.5mmアナログ。対応デバイスはPC/Mac/PS4/Nintendo Switch/Android(7.0以降・OTG対応)。なお、iOSはサポートされない。

 本体サイズは約9.7×17.5×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約15g。