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SK Hynix、JEDEC準拠の16Gb DDR5メモリを開発完了
2018年11月16日 13:24
韓国SK Hynixは15日(現地時間)、業界ではじめてJEDEC規格に準拠した16GbのDDR5メモリの開発を完了したと発表した。
次世代DRAMの標準となる「DDR5」規格に対応し、1Ynm世代の製造プロセス技術を採用。転送データレートは5,200Mbpsで、DDR4で最速の3,200Mbps品と比較して60%以上高速化。帯域幅は41.6GB/sに達し、「容量3.7GBのフルHDビデオを1秒で11本転送できる」と謳っている。
また、電圧も1.2Vから1.1Vに下げられ、消費電力は30%低減したとしている。同社はこのチップを搭載したDDR5メモリを、Registered DIMMまたはUnbuffered DIMMとして提供するとしている。
IDCの予測によれば、DDR5の需要は2020年に増加し、2021年にはDRAM市場の25%、2022年には44%のシェアを占めるとしている。