ニュース

Intel、全部門で過去最高の売上高を達成

 米Intelは25日(現地時間)、2018年第3四半期(7月~9月期)の決算を発表した。

 これによれば、売上高は前年比19%増の192億ドル、営業利益は43%増の73億ドル、純利益は42%増の64億ドル、1株あたりの利益は同47%増の1.38ドルとなった。売上高は過去最高に達した。

 クライアントコンピューティング、データセンター、IoT、不揮発性メモリ、Mobileyeなど、すべての部門が過去最高の収益を達成。データセンター部門の売上高は、前年同期比26%増の61億ドルに達し、これを含むデータセントリック事業は22%の高い伸びを示した。

 また、コマーシャルやゲーミングセグメントにおいて、顧客が高性能製品を好んだため、クライアントコンピューティング部門の売上高は16%増の102億ドルを記録した。

 2018年第4四半期の売上高は、第3四半期比やや減の190億ドル、通年では712億ドルを見込んでいる。

 なお第4四半期について、Intel最高財務責任者(CFO)兼暫定CEOのボブ・スワン氏は、「顧客の成長をサポートするべく、製品に対する市場需要を満たす供給という課題に注力する」と説明している。