4K出力とHDR10+/Dolby Vision対応の「Amazon Fire TV Stick 4K」

Amazon Fire TV Stick 4K

　Amazon.co.jpは、音声認識リモコン付属のスティック型メディア端末「Amazon Fire TV Stick 4K」を12月12日より発売する。価格は6,980円。

　Fire TV Stick 4Kは、1.7GHz動作の4コア新プロセッサの搭載により、従来機種(Fire TV Stick第2世代)と比較して性能を8割向上。より快適な映像ストリーミング体験、迅速なローディング、高画質の実現を謳う。

　4K映像出力の対応に加え、ストリーミングメディア端末としては初めて「Dolby Vision」および「HDR10+」に対応する。Fire TV Stick 4K対応のホームオーディオ機器と接続することで、Dolby Atmos対応コンテンツによる3Dサラウンド音響も楽しめる。

　無線LANはデュアルバンドIEEE 802.11acに対応。Bluetooth 4.2および5.0 BLEもサポートする。

　本体サイズは108×30×14mm(幅×奥行き×高さ、HDMI端子含む)で、重量は53.6g。電源はMicro USBで、アダプタが付属する。

　付属するAlexa対応音声認識リモコンは、Bluetooth、マルチダイレクショナル赤外線技術を搭載するほか、Amazonのクラウドサービスをエンジンとし、対応したTVとオーディオ機器の電源や音量、消音を、ボタンおよび音声で操作できる。

　音声によるコンテンツ検索や操作も可能になるため、Prime Videoで作品の検索、再生、早送り、巻き戻しを声で行なったり、「アレクサ、4KのTV番組を見せて」、「アレクサ、アニメを見せて」とAlexaに話しかけることで、コンテンツを楽しめるほか、Alexaスキルも利用可能。

　リモコンの単体販売も行なわれ、12月12日より2,980円で発売される。リモコンのサイズは37×142×16mm(同)で、重量は43.4g。電源は単4形乾電池×2。

　Fire TV Stick 4KとEchoデバイスを組み合わせれば、Alexa遠隔音声認識機能を利用でき、一部コンテンツをハンズフリー操作することも可能。

　既存の第3世代Fire TV、第2世代Fire TV Stickにおいても、12月に予定するWi-Fi経由でのソフトウェアアップデートにより、製品付属の既存の音声認識リモコンでAlexaの利用が可能となる。同アップデートにより、Echoデバイスと組み合わせたAlexaの遠隔音声認識機能も利用できる。