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大阪日本橋最大級のPCショップとなるドスパラなんば店が24日新装オープン
2018年3月23日 18:30
株式会社サードウェーブは、大阪日本橋の店舗「ドスパラなんば店」をリニューアルし、3月24日にオープンする。オープンに先だつ3月23日に、報道陣に店内を公開した。
ドスパラなんば店は、総面積はニューアル前と同じ238.2坪(787平方m)だが、売り場面積を171.3坪(566平方m)へと31%の増床。これにより、アイテム数は約2,400点と、リニューアル前と比べて124%に品揃えが増え、秋葉原店と同等となり、日本橋のPCショップの中でもトップクラスの品揃えを誇るという。
店内は、コーポレートカラーのブルーを基調としつつ、秋葉原店など既存店舗と同じコンセプトでデザインされているとのことで、非常に明るく、清潔感が漂う空間となっている。また、通路が広く確保され、PCパーツショップにありがちな雑然とした印象も全くない。通路ですれ違うだけでも苦労するということは皆無だ。
店舗は5フロア構成となり、1階がオリジナルPC「GALLERIA」シリーズのデスクトップPCやノートPCを扱う「GALLERIA Lounge」と、ゲーミングデバイスのコーナーとなる。
このフロアでは、とくにゲーミングデバイスに力が入れられており、ゲーミングマウスやキーボード、ヘッドセットなどを、実際に手に取って触れるように展示。なかでもマウスは、50種類を超える製品を実際に試せるようになっており、購入前に気になっていた製品を手にしながらフィッティングしつつ比較できる点は、大きな魅力となりそうだ。このほか、奥のレジ横には、法人向けの相談コーナーも用意される。
2階は、自作PCパーツコーナーとなる。CPUやメモリ、ストレージ、マザーボード、ビデオカード、ケース、電源、冷却パーツ、ケーブル類など、PCの自作に関するパーツのほぼ全てを用意。
また、「ドスパラボ」と呼ばれるコーナーも設置。こちらでは、2階フロアで展示されているマザーボードやビデオカード、ケースなどを組み合わせて、実際に購入しようとしているパーツ類が正常に動作するか、またケースに問題なく装着できるか確認できるようになっている。パッケージを開けて試すのは難しい場合もあるとのことだが、展示されているパーツ類であれば、自由に試せるとのこと。ドライバーなどの工具や、各種テスター、サーモグラフィー、オシロスコープなどもレンタルできるため、手ぶらでもOKだ。
また、PCや周辺機器、チェアなどを組み合わせた、PCを利用するライフスタイルの提案コーナーも用意。オープン時には、Razer製のPCや周辺機器などを組み合わせて、ゲームやクリエイター用途を想定した構成で展示を行なっている。あわせて、株式会社デジカとのコラボレーションにより、PCゲームプラットフォーム「Steam」関連グッズも販売する。なお、このコーナーは定期的にリニューアルも計画しているとのことだ。
3階は、おもに上海問屋の製品を扱う。こちらでは、上海問屋が扱っている全製品をラインナップしているとのこと。こちらは2階までとは異なり、あえて迷路のような通路配置とすることで、ブランドイメージに近い雰囲気を作り出している。
また、オープン時には新商品となる三日月型のセンサーライト「センサームーンライト」をWebに先駈けなんば店で先行販売する。このほか、VRコーナーも3階に用意。オープン時には、HTC VIVEと、VR用体感チェア「SIMVR」を組み合わせた、体感VRコーナーとして展開。こちらも、定期的に展示内容を切り替えていくという。
4階は、中古販売と買取、サポートのフロアとなる。中古品は、デスクトップPCやノートPC、スマートフォン、PCパーツ類などを展示している。そして、5階はイベントスペースとなり、PCやゲーム関連のイベント、セミナーなどを開催する計画とのこと。なお、このイベントスペースのみゴールデンウィーク頃のオープンになる。
ドスパラなんば店店長の西山洋介氏は、「これだけの規模で豊富な品揃えを用意できていますので、必ずお客様に満足してもらえると思っています」と自信を示した。また、これまでPCショップは入りにくいというイメージがあったとしつつ、リニューアルによってその点も払拭できたため、より幅広い客層に来店してほしいとのこと。
西山氏は、なんば店の店長になる前は横浜店を担当していたそうだが、もともと大阪出身で、なんば店でも問題なくやっていく自信があるという。そして、「日本橋トップを目指して頑張ります」と、力強く述べた。
リニューアルオープンの開店時間は、3月24日午前11時15分を予定している。