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MediaTek、心拍数や血圧、血中酸素濃度などが計れるスマホ用生体センサー

 台湾MediaTekは14日(現地時間)、6つの機能を1つに集約したスマートフォン向け生体センサー「Sensio MT6381」を発表した。

 Sensio MT6381は1つのモジュールでさまざまな健康データを測定できる製品。赤外線LEDおよび光センサーを用いて、ユーザーの指先から取得した赤色および赤外線によるデータを、心拍数、心拍数の推移、血圧の遷移、血中酸素濃度に変換して測定する。

 また、2つの電極を左手と右手それぞれの指先で触れることで、心臓とバイオセンサーのあいだで閉ループを作成し、心拍数と脈拍を測定できる。

 Sensio MT6381は赤外線およびIR LEDなどで構成されている。サイズは6.8×4.93×1.2mm(幅×奥行き×高さ)、でパッケージは22ピンOLGA。外部の部品にとして4つのコンデンサおよび2つの電極が必要で、I2CまたはSPIインターフェイスで通信する。