リコー、コンパクト化と印刷高速化を実現したA3モノクロレーザー

「RICOH SP 6440」、「RICOH SP 6440M」

　株式会社リコーは、A3対応のモノクロレーザープリンタ「RICOH SP 6400」シリーズを2月25日に発売する。ラインナップは「RICOH SP 6440」(税別価格:148,000円)、「RICOH SP 6430」(同:158,000円)、「RICOH SP 6420」(同:118,000円)、「RICOH SP 6410」(同:99,800円)の4機種。加えて、保守サービス込みで印刷枚数単位で料金を支払うサービス「M-PaC」に対応した「RICOH SP 6440M」、「RICOH SP 6430M」、「RICOH SP 6420M」も用意される。

　2009年11月18日に発表された「IPSiO SP 6300」シリーズ(SP 6330、SP 6320、SP 6310)の後継モデルで、本体サイズをコンパクト化したほか、上位のモデルでは印刷速度を35ppmから38ppm(A4横送り時)へ高速化している。

　また、独自のPxP-MCトナーの採用により定着部の熱量を抑え、コントローラも低消費電力化。SP 6420と従来機のSP6320の比較で、消費電力を約21%抑制した。光センサーにより、周囲の明るさに応じて自動的に電源をオン/オフする機能も搭載する。

　共通仕様は、印刷解像度が最大1,200×1,200dpi、ファーストプリントが6.5秒以下、対応用紙がA3縦/B4縦/A4～B6、レター、リーガル、はがき、封筒など。自動両面印刷にも対応する。

　CPUは533MHz駆動のRM7035C-533Lで、メモリは512MB(1GBまで増設可能)。インターフェイスはGigabit Ethernet、USB 2.0、USB 2.0ホストを備える。対応OSはWindows XP以降/Server 2003以降、Mac OS X 10.5以降。

　「RICOH SP 6440」、「RICOH SP 6440M」は、A4印刷速度が片面38ppm/両面29ppmで、タッチ対応の4.3型カラー液晶を搭載するモデル。USB 2.0接続ストレージやSDカードからの印刷にも対応するほか、100GBのHDDを内蔵する。

　給紙枚数はトレイ275枚、手差し100枚。オプションで550枚トレイを3段装着することで、最大2,025枚の給紙が可能。

　製品寿命は120万ページまたは5年。本体サイズは475×392×416mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約19.6kg(消耗品含む本体のみ)。

「RICOH SP 6430」、「RICOH SP 6430M」

　「RICOH SP 6430」、「RICOH SP 6430M」は、A4印刷速度が片面38ppm/両面29ppmのモデルで、操作部液晶は4桁LCD。給紙枚数はトレイ550枚、手差し100枚で、550枚トレイ3段増設で最大2,300枚の給紙が可能。

　製品寿命は120万ページまたは5年。本体サイズは459×392×348mm(同)、重量は約20.4kg(同)。

「RICOH SP 6420」、「RICOH SP 6420M」

　「RICOH SP 6420」、「RICOH SP 6420M」は、A4印刷速度が片面38ppm/両面29ppmのモデルで、操作部液晶は4桁LCD。給紙枚数はトレイ275枚、手差し100枚で、550枚トレイ3段増設で最大2,025枚の給紙が可能。

　製品寿命は120万ページまたは5年。本体サイズは459×392×286mm(同)、重量は約19.1kg(同)。

「RICOH SP 6410」

　「RICOH SP 6410」は、A4印刷速度が片面32ppm/両面26ppmのモデル。操作部液晶は4桁LCD。給紙枚数はトレイ275枚、手差し100枚で、550枚トレイ3段増設で最大2,025枚の給紙が可能。

　製品寿命は60万ページまたは5年。本体サイズは459×392×286mm(同)、重量は約19.1kg(同)。