Intel、M.2版も提供される法人PC向け「SSD Pro 1500」シリーズ

　米Intelは9日(現地時間)、法人向けPC用途として管理機能などをサポートするSSD「Intel SSD Pro 1500」シリーズを発表した。2.5インチ版とM.2版がラインナップされる。

　vPro対応の第4世代Coreプロセッサのと連携し、「セットアップ&コンフィグレーション・ソフトウェア」を使用することで、リモートで運用管理やドライブ診断などが可能。ハードウェアベースでのAES 256bit暗号化、Opal対応の暗号キー管理プロトコルなどもサポートする。

　Intelはニュースリリースの中で、PCをSSDベースとすることで従業員の生産性を13%向上できるとする米J.Gold Associatesによる調査結果を取り上げ、本製品によって従業員の生産性向上に加えて、リモート管理などによるIT資産の保守管理コストも抑えられるとしている。

　また、2.5インチ/7mm厚版に加えてM.2版をラインナップすることで、Ultrabook、2 in 1デバイスにも対応する。ラインナップと性能は以下の通り。インターフェイスはいずれもSATA 6Gbps。

　消費電力は2.5インチ版が動作時195mW、アイドル時125mW、DevSleep時5mW。M.2版が動作時140mW、アイドル時55mW、DevSleep時200μW。MTBFは120万時間。動作可能温度は0～70℃。