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JVCケンウッド、3,280×2,080ドット表示対応の医療用30型ディスプレイ

CL-S600

 株式会社JVCケンウッドは、医療用ディスプレイ「i3」シリーズに、3,280×2,080ドット表示対応の30型モデル「CL-S600」を追加し、10月下旬に発売する。価格はオープンプライス。

 600万画素に達し、300万画素ディスプレイ2台分の解像度を実現。CT/MRI/超音波/病理などさまざまな医療画像を効率よく表示できる。また、1,300cd/平方mの高輝度、2,000:1の高コントラスト比も実現している。

 ハイエンドモデルの「CL-S1200」と同様に抗菌対策を実施し、読影をサポートする各種機能を踏襲。モノクロ画像とカラー画像をピクセル単位で自動識別して最適な階調で表示する「ダイナミックガンマ」、輝度とコントラスト比を30秒間最大値まで引き上げる「ターボルミナンス」、簡単な操作で関心エリアを集中して観察できる「ビジュアルポイントモード」を備える。

 パネルはIPSで、解像度は3,280×2,080ドット、表示色数が10億7,374万色(10bit時)、輝度が1300cd/平方m、コントラスト比が2,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。

 インターフェイスはDisplayPort入力×2、DisplayPort出力×1。USB 2.0 Hub×3を内蔵する。本体サイズは689.4×224.9×509.9~604.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約15.1kg。