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ソニー、Android TV 10を搭載した最大100型の4K業務用ディスプレイ

FW-100BZ40J/BZ

 ソニーは、Android TVバージョン10を搭載し、32型から100型まで用意した4K(3,840×2,160ドット)対応業務用ディスプレイ3機種9モデルを7月2日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 「BZ40J/BZ」シリーズは、認知特性プロセッサ「XR」を搭載した製品で、100型「FW-100BZ40J/BZ」の1モデルを7月16日に発売。店頭予想価格は未定。

 民生/業務用ブラビアの中では最大となる100型となっており、役員/VIP用大会議室、オフィスエントランスのサイネージとして好適。直下型LED部分駆動とソニー独自の高輝度技術により、600cd/平方m(ピークは940cd/平方m)の高輝度を達成した。

 認知特性プロセッサXRは、人の脳のように映像を認識し、人が映像を見たときの注目箇所を検出し、その部分を際立たせる処理を行なうことで自然な映像を実現。また、色味や精細感および画面の明るさを保ったまま残像感を低減する「XRモーションクラリティ」をサポートし、120Hzの倍速駆動パネルと組み合わせることで、動きの速い映像でもくっきり滑らかに表示するとしている。

オフィスエントランスでの利用イメージ

 「BZ35J/BZ」は「HDR X1」プロセッサを搭載したモデル。発売は7月2日で、店頭予想価格は50型の「FW-50BZ35J/BZ」が15万円前後、43型の「FW-43BZ35J/BZ」が11万円前後の見込み。

 細かな文字や図表を用いる会議、サイネージ、学習教材表示といったさまざまな用途に好適としている。輝度を従来から10%引き上げたほか、上位モデルと同じ倍速駆動パネルを搭載する。

32型モデルの利用イメージ

 「BZ30J/BZ」はエントリー向けで、BZ35J/BZと同じHDR X1プロセッサを搭載。発売は43~75型が7月16日、32型が9月17日。

 店頭予想価格は、75型の「FW-75BZ30J/BZ」が35万円前後、65型の「FW-65BZ30J/BZ」が21万円前後、55型の「FW-55BZ30J/BZ」が13万5,000円前後、50型の「FW-50BZ30J/BZ」が12万円前後、43型の「FW-43BZ30J/BZ」が9万5,000円前後、32型の「FW-32BZ30J/BZ」が9万円前後。

 新たに追加された32型は光沢を抑えた仕上げとなっており、細かな文字や図表の確認などに好適としている。パネルは32型と50型がVA、それ以外がIPS。