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東芝、ワコムAESペン対応のKaby Lake-R搭載13.3型2in1
~SIMロックフリーLTE通信もサポート
2018年7月9日 12:00
東芝クライアントコンピューティング株式会社(TCS)は、法人向け13.3型2in1「dynabook D83/J」を9月下旬より発売する。税別価格は215,500円から。
キックスタンドを備えたキーボードドック着脱式の2in1 PCで、HDMIやUSBポートを備えた「インターフェイス重視」キーボードと、インターフェイスを廃して薄型/軽量な持ち運びやすさを重視した「軽量重視」キーボードの2種を用意。
ドック接続はインターフェイス重視モデルがUSB Type-C、軽量重視モデルがポゴピンと異なる接続方式を取っている。どちらのモデルも本体側に両コネクタがあり、いずれのキーボードドックも装着可能。
キーボードはともに19mmピッチと1.5mmストロークで共通のデザインを採用し、快適なタイピングを謳う。
筐体は、12.5型ディスプレイを搭載していた前モデルから、新たに13.3型へと画面を大型化し、CPUも強化されているが、ベゼル幅の削減とフレームにハニカム形状の肉抜きを施すことで、ほぼサイズ/重量を維持。
新たに搭載された空冷ファンには、FDBベアリングとブレードをより長く薄くした「S-typeファンブレード」を採用し、低ノイズと安定動作を両立しているとする。
ディスプレイは13.3型のフルHD液晶ディスプレイで、タッチ対応で非光沢仕様を採用。ワコムAES方式のペン入力も対応しており、付属ペンで4,096段階筆圧/傾き検知をサポートする。前モデルからレポートレートも240ppsへ向上し、追従性も改善されている。
LTE対応WANもオプションとして2019年1月より選択可能となる予定で、SIMロックフリー仕様で国内3キャリアで通信できる。そのほか、Windows Hello対応の顔認証/指紋センサーもオプションで2018年12月より搭載できる。
おもな仕様は以下のとおり。
モデル | インターフェイス重視モデル | 軽量重視モデル |
---|---|---|
OS | Windows 10 Pro | |
ディスプレイ | タッチ/ペン対応13.3型非光沢フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイ | |
CPU | Core i5-8350U vPro(4コア/8スレッド、1.7GHz)/i5-8250U(同、1.6GHz)/i3-8130U(2コア/4スレッド、2.2GHz) | |
メモリ | LPDDR3-2133 8GB | |
ストレージ | 128GB SATA SSD | |
本体インターフェイス | USB Type-C、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、LTE対応WAN(オプション/2019年1月発売予定)、約200万画素前面/約500万画素Webカメラ、指紋+顔認証センサー(オプション/2018年12月発売予定) | |
ドックインターフェイス | USB 3.0×2、Gigabit Ehternet、HDMI、ミニD-Sub15ピン | - |
バッテリ/駆動時間 | リチウムポリマー/約10時間 | |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約316×207×9.1mm | |
ドック接続時サイズ | 約316×217×22.1mm | 未定 |
本体のみ/合計重量 | 800g以下/1.2kg台 | 800g以下/1.1kg台 |