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デル、キックスタンド付きの着脱式2in1「Latitude 5285」

～タッチペンやLTEも対応

劉尭

2017年2月22日 16:27

Latitude 5285

　デル株式会社は22日、法人向けおよび教育機関向けのPC「Latitude」シリーズ4モデル、および教育向けの「Chromebook 3180 Education」計5モデルを販売開始した。

Latitude 5285

22日に開かれた製品説明会で説明を行なったクライアント・ソリューションズ統括本部クライアント製品本部フィールドマーケティングマネージャー本谷和美氏

　「Latitude 5285」はキックスタンドを搭載した着脱式12.3型2in1。最小構成は送料込み/税別で124,980円より。

　着脱式2in1としては最高レベルのセキュリティを搭載したと謳う製品。指紋センサーや赤外線カメラによる生体認証に加え、NFCやスマートカードリーダといったオプションも搭載可能。また、TPMセキュリティチップや暗号化ストレージ機能も備える。

　オプションでSIMロックフリーのLTE通信に対応するのも特徴。搭載モジュールは「Dell Wireless DW5814e」で、対応バンドは1/3/8/9/11/18/19/21/26。WCDMA/HSPA+もサポートし、対応バンドは1/6/8/11/19。

　オプションでカバーと兼用のトラベルキーボードも用意(発売日/価格未定)。装着した状態でも重量は1.19kgからと比較的軽量。さらに、ワコムの技術を採用した2,048レベルの筆圧に対応したアクティブペンもオプションで用意する(後日発売、税別/送料込み価格は7,000円)。

　主な仕様は、第7世代Coreプロセッサ(vPro対応)、メモリ4GB～16GB、最大1TBのSSD、1,920×1,280ドット表示/マルチタッチ対応12.3型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Home/Proを搭載する。

　インターフェイスはmicroSDカードスロット、USB 3.0×3(うち2基はType-C、DisplayPort出力兼用)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1または4.2、WiGig(オプション)、指紋センサー(オプション)、音声入出力などを備える。

　バッテリは3セルまたは4セル。本体サイズおよび重量は、タブレット単体が292×208.8×9.76mm(幅×奥行き×高さ)/0.86kgから、キーボード装着時が292×216.4×14.9mm(同)/1.19kgから。

キーボードは接点による接続で着脱式

本体背面

キックスタンドを起こしたところ

SIMスロットを備える

Latitude 5285の概要

Latitude 5285の主な特徴

トラベルキーボードオプション

ペンオプション

Latidude 3480/Latitude 3580

Latitude 3580

　「Latidude 3480」および「Latitude 3580」はともにエントリークラスのビジネス向けノートPC。前者は14型、後者は15.6型液晶を搭載し、最小構成の送料込み/税別価格はそれぞれ64,980円から、72,980円から。

　タッチ対応液晶の搭載が可能で、その時はWindows Hello対応の赤外線カメラも備える。また、旧モデルから画面が180度開閉するよう変更され、自由度が向上。AMD製ディスクリートGPUの選択も可能。OSはWindows 10に加え、Windows 7 Proも選択可能となっており、その場合Skylakeのオプションも残されている。

　液晶は1,366×768ドット表示対応の非光沢、1,920×1,080ドット表示対応の非光沢、および1,366×768ドット表示/タッチ対応の3種類から選択可能。CPUはSkylakeまたはKaby Lake、メモリは最大16GB、ストレージは最大1TBのHDDまたは最大256GBのSSD、および32GBのM.2 SSD(キャッシュ)から選べる。

　インターフェイスは、SDカードリーダ、USB 3.0×2、USB 2.0、Gigabit Ethernet、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1または4.2、音声入出力などを備える。

　本体サイズおよび重量は、Latitude 3480が337.4×244×23.3mm(同)/1.76kg、Latitude 3580が379×255×23.3mm(同)/1.95kg。

Latitude 3480/3580の概要

Latitude 3480/3580の主な特徴

Latitude 3380

　「Latitude 3380」は教育市場向けの13.3型ノートPC。ゴム素材の縁による落下ショック吸収構造により、米軍の調達基準であるMIL-STDに準拠する。送料込み/税別価格は59,980円より。

　主な仕様は、CPUにSkylakeまたはKaby Lake、最大8GBのメモリ、最大500GBのHDDまたは256GBのSSD、1,366×768ドット表示対応13.3型非光沢液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 HomeまたはPro、7 Pro(Skylakeのみ)を搭載する。

　インターフェイスは、microSDカードリーダ、USB 3.0×2、HDMI出力、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、音声入出力などを備える。

　バッテリは4セルリチウムイオン。本体サイズは332.9×231.8×23mm(同)、重量は1.63kg。

Latitude 3380の主な特徴

Chromeboook 3180

Chromebook 3180

　「Chromeboook 3180」は教育向けの11.6型Chromebook。天板に生徒の行動などが分かるLEDを搭載する。送料込み/税別価格は44,980円より。

　主な仕様は、CPUにCeleron N3060(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、16GB eMMC、1,366×768ドット表示対応11.6型非光沢液晶ディスプレイ、OSにChrome OSを搭載する。

　インターフェイスはmicroSDカードリーダ、USB 3.0×2、HDMI出力、HD対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

　バッテリは3セルリチウムイオン。本体サイズは303.3×206×20.8mm(同)、重量は約1.32kg。

Latitude 3180の主な特徴