■Pentium 4を一気に普及させる
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Brookdaleでは、対応するソケットも現在のPentium 4用の423ピンソケットと異なる。478ピンのmicro PGAパッケージに対応する新ソケットをサポートする。micro
PGA 478ピンは、Northwood用に高クロックに対する電気特性を改良したパッケージで、Willametteも来年後半には478ピンへと移行すると言われる。それに合わせて、In
tel 850チップセットも478ピンをサポートするバージョンへと移行すると言う。 BrookdaleによりSDRAM/DDR SDRAMが加わることで、IntelのPentium 4チップセットは3段構えのメモリアーキテクチャを取ることになる。ハイエンドにはIntel 850のデュアルチャネルRDRAMがあり、メモリ帯域は2.4(PC600時)~3.2GB/s(PC 800時)に達する。これは、Pentium 4のF SBの3.2GB/sとちょうど釣り合うバランスのよい数字だ。しかし、現実にはほとんどのアプリケーションはFSBの帯域を使い切れずオーバースペックとなる。一部のハイエンドユーザー向けに限られるだろう。 メインストリームのデスクトップでは、その下のDDR SDRAMが現実解となる。Intelは、当初はDDR SDRAMでもデータ転送が200MHzのDDR200しかサポートしないと見られるが、それでも帯域は1.6GB/sとPC 133の1GB/sより格段に広い。CPUのパフォーマンスが高まると広いメモリ帯域が必要とされる局面が増えるため、DDR SDRA Mによる性能向上は見込めるだろう。 Pentium 4プラットフォームは、Brookda leの登場によりマザーボードとメモリのコストは確実に下がり、メモリの供給量への不安も解消される。また、Northwoodでは発熱量も減るため、現在のPentium 4の強力な冷却機構をもっと簡略化できると見られる。Intelは、この方法で、Pentium 4をメインストリームデスクトップに普及させようとしているのだ。 |
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