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高さたったの3μm、世界最小の雪だるまが意外にかわいい

 ウェスタンオンタリオ大学のナノテクノロジー研究室が世界最小の雪だるまの画像を公開した。画像は同研究室のTumblrで見ることができる。

 雪だるまは、高さわずか3μm(1μmは1,000分の1mm)で、直径0.9μmのケイ素化合物の球を電子線リソグラフィ技術を用いることで3つ積み重ねることで身体と頭を形作っている。目と口は収束イオンビームを用いたエッチングで表現され、鼻と腕はプラチナで作られているとのことだ。フォトリソグラフィは原理的にはサイズの大きいものではプリント基板から、微細なものでは半導体など、広く用いられている技術だ。

 同研究室は微細加工技術について研究をするほか、料金を取って部外者に設備を開放したり、研修業務なども行なっている点が特色となっている。