【COMPUTEX 2011前日レポート】
モバイルデバイスに注目集まるCOMPUTEX 2011
~Atom搭載Windows 7/Androidハイブリッドタブレットなど

発表会などが行なわれるTICC

会期:5月31日~6月4日(現地時間)
会場:Taipei World Trade Center Nangang Exhibition Hall
   Taipei World Trade Center Exhibition Hall 1/3
   Taipei International Convention Center



 世界最大のPC関連のトレードショウである「COMPUTEX TAIPEI 2011」が5月31日~6月4日(現地時間)の会期で開催される。

 ご存知の通り、台湾はPCパーツベンダーがひしめく国で、COMPUTEXの中心的存在はPCおよび各種パーツや周辺機器となる。しかし、最近ではコンシューマの関心はAndroid端末に集まりつつあり、それに呼応するように台湾のPC/パーツメーカーもスマートフォンや、タブレットなどを開発/発売しつつある。

 今回のCOMPUTEXもそれを象徴するかのように、開幕前日となる30日はASUSTeKが発表会を開催し、タブレットの新製品を発表するという噂があり、そのほぼ同時刻に別の場所では、Android向けプロセッサを提供するQualcommが発表会を行なう。

 また、会場で展示される製品の中から注目の集まるものなどを事前にお披露目するイベントでは、ViewSonicがCPUにIntelのAtom Z670を搭載し、OSはWindows 7とAndroid 2.2のハイブリッドという特色あるタブレットを展示している。

 やや余談となるが、主催者であるTAITRAは会場のブースや、周辺の地図/情報などを収録したAndroidおよびiOS用アプリを用意しており、来場者が手軽に情報をチェックできるようにしている。

 もちろん、PC関連製品もさまざまな新製品が期待され、随時レポートをお届けする。。

 以下に、事前お披露目イベントで展示された製品を写真で紹介する。詳細については、31日以降のブースレポートをお待ちいただきたい。

ViewSonicのAtom Z670採用でWindows 7/Android 2.2ハイブリットの10.1型タブレット「Viewpad 10Pro」。これはAndroidモード。画面上部中央のアイコンの右端にWindowsのロゴボタンがあるこれを押すと瞬時にWindows 7に切り替わったこちらは7型のAndroidタブレット
ShuttleもいくつかのAndroidタブレットを展示GIGABYTEのWindowsタブレットAcerのAndroid 3.0搭載タブレット「ICONIA TAB A501」
もちろん電源やCPUクーラーなどPC関連のパーツも多数展示電子ペーパーの電子書籍端末もいくつか展示があったお披露目イベントではミスCOMPUTEXがお出迎え
展示ホール1展示ホール2は表だっては会場になっていないが、会場マップによるとここでも展示が行なわれる見込み展示ホール3
展示ホールはまだ設営の真っ最中こちらは離れた場所にあるTWTCN(2010年撮影)2012年は6月5日開幕

(2011年 5月 30日)

[Reported by 若杉 紀彦]