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スカイツリーでハマカーンや小林麻耶・麻央が新Office発売を応援
~東芝は年内発売の新8型Windowsタブレットを紹介
(2014/10/17 06:00)
日本マイクロソフト株式会社は16日、発売を翌日に控えた新しいOfficeに関して、「“日本のパソコンが変わる”New Office発売記念」と題したイベントを東京スカイツリータウンにあるコニカミノルタプラネタリウム“天空”にて開催した。
前半は報道関係者を、後半は一般ユーザーを対象とし、イベントは2回行なわれた。同社によると、会場に天空を選んだのは、新しいOfficeの開発コードネームが「Gemini」(双子座)で、天空のプラネタリウム装置の名前「GEMINISTAR III」と同じであること、そしてスカイツリーが都内でクラウド(雲)に一番近い場所にあることがその理由だという。開発コードネームがGeminiとなったのは、新Officeが従来のOfficeと新しいOffice 365サービスを統合した双子的な存在であることに由来するという。
新しいOfficeは、すでに過去記事で紹介しているので、詳しくはそちらを参照されたいが、Office Premiumは10月17日以降発売されるPCにプリインストールされ、デスクトップ版Officeアプリを永続的かつ常に最新のバージョンで利用でき、加えて、OneDrive 1TB、月間60分までのSkype通話、タブレットやスマートフォンによるマルチデバイス利用、そして電話による技術サポートが1年間利用し続けられるOffice 365サービスが付随する。既存のPCユーザー向けにはOffice 365 Soloが用意され、こちらは同様のOffice 365サービスと、デスクトップアプリが2台までのPC/Macで1年間利用できるというもの。
前半のイベントではまず同社執行役専務マーケティング&オペレーションズ担当の平野拓也氏が登壇。最近まで海外支社に赴任していたという同氏は「日本に戻ってきて、ITデバイスの状況が大きく変わり、スマートフォンやタブレットを使って情報にアクセスすることが増えた。しかし、コンテンツを作る上ではPCが必要。そこで、日本向けに、PCへのプリインストールを残しつつ、スマートフォンやタブレットでもドキュメントを閲覧/編集する機会を提供できるようにした」と新Officeを紹介した。
続いて、同社Officeビジネス本部プロダクトマネージャーの中川千景氏が、製品の詳細を紹介。常に最新版のOfficeを使えるようになったことで、最高のドキュメントを作成でき、OneDriveの1TBを活用することで、クラウドに保存できるデータの量だけでなく、質も向上するほか、共有する機会も増え、できることが広がり、生産性も向上すると述べた。また、今回の新製品は、商用利用権も付いた日本のみの独自製品で、世界のOffice製品の中で、世界一のオファーだとアピールした。
同社執行役コンシューマー&パートナーグループゼネラルマネージャーの高橋美波氏は、クラウドやマルチデバイス対応でコンテンツの扱いがより容易になっただけでなく、日本のPCメーカーと協業することで、より感度の高いペンや、高精細な液晶などを搭載したPCにより、Officeのハードウェアインターフェイスがより充実したものになったと語った。
この後、同社執行役コンシューマー&パートナーグループオフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳氏と、パートナー代表としてNECパーソナルコンピュータ取締役執行役員常務の留目真伸氏、東芝国内営業統括部部長の長嶋忠浩氏、富士通ユビキタスビジネス戦略本部本部長の高木達也氏が登場し、Office Premiumをプリインストールした秋冬モデルの製品を紹介した。こちらも、製品の詳細については関連記事をご覧頂きたい。
前半のイベントの締めくくりとして、フリーアナウンサーで姉妹でもある小林麻耶さん、小林麻央さんが登場した。小林摩耶さんは、Windows 8の発売カウントダウンイベントにも登場しているが、2人が揃って公の場に出るのは久しぶりのことという。
2人は、仕事の資料やブログ作成などにおいて公私でOfficeアプリを使っているが、スマートフォン/タブレットも持っているので、それらでもOfficeが使えるのはとても便利になると話した。
また、麻央さんは、Skype通話ができることで、夫の市川海老蔵さんが海外公演に出かけた際などに使えるのがありがたい、麻耶さんは、OneNoteを活用して、未来の旦那様と交換日記ができたら素敵だな、などとOfficeに対する期待を語った。
後半のユーザー向けイベントは趣向を全く変え、「平成新Office教育委員会」と題した授業仕立てで、新Officeおよびそれを搭載した各社のPCを紹介した。こちらには、Club Microsoft会員から抽選に当たった一般ユーザー百数十名が参加した。
イベントの司会を務めたのは芸人コンビ「ハマカーン」の神田伸一郎氏。そして、その相方である浜谷健司氏と、ニコニコ動画で人気の生主が生徒役となり、NECパーソナルコンピュータ、東芝、富士通の製品担当者、およびOfficeのヘルプキャラである冴子先生が講師役として講義を行なった。
こちらの様子は以下に写真で紹介する。