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AMD、高解像度ゲーム向けの「Radeon R9 280」

「Radeon R9 280」
3月4日(現地時間)発表

 米AMDは4日(現地時間)、デスクトップ向けGPU「Radeon R9 280」を発表した。

 縦解像度1,600ドットクラスの高解像度ディスプレイでのゲーム用途を想定した、ゲーマー向けGPU。以下の通り、仕様は「Radeon HD 7950」の高クロック版と言える。主な仕様は、SP数が1,792基、コアクロックが最大933MHz、テスクチャユニット数が112基、ROP数が32基。メモリは384bit接続、5GHz駆動のGDDR5を3GB搭載する。理論演算性能は3.34TFLOPS。

 1600p解像度における3D性能は、競合となるGeForce GTX 760が、一部のメジャーゲームで30fpsを切る中で、Radeon R9 280は、30fpsを確保し、総じてGeForce GTX 760より高性能だとしている。

 プロセスルールは従来通り28nmで、TDPは250W。電源コネクタは6ピンと8ピン。リファレンスのディスプレイインターフェイスは、DVI×2、HDMI、DisplayPort。

1600p解像度でのGeForce GTX 760との性能比較

(若杉 紀彦)