シャープは、電子辞書「Brain(ブレーン)」シリーズ4機種13モデルを、1月20日に発売する。価格はオープンプライス。

　店頭予想価格は、ビジネス系のPW-A9200が3万9千円前後、総合系のPW-A7200が3万6千円前後、高校生向けのPW-G5200が3万9千円前後、中学生向けのPW-G4200が3万6千円前後。

　今回のモデルチェンジでは、文字を拡大してもぎざぎざが目立たないアンチエイリアス処理をした「なめらかフォント」を採用した。また、見出し語だけでなく解説文も検索できる「全文検索機能」が追加されている。

　ハードウェア面では、プロセッサの処理速度が約2倍となり、画面送りや検索などの速度が向上した。

　コンテンツは各用途に合わせて、100～135コンテンツが内蔵される。本体メモリーは約150MB、microSD/microSDHCカードスロットを備える。

　主な仕様は共通で、液晶は5型の480×320ドットタッチパネル液晶。電源は単3形アルカリ乾電池またはエネループ/充電式エボルタ2本。本体サイズは149×110.2×16.8～19.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約305g(電池、タッチペン込み)。

　カラーバリエーションは、ビジネス系がブラック/レッド、総合系がホワイト/ブラック/ピンク/ブラウン、高校生向けがホワイト/ブラック/ピンク/オレンジ/ブルー、中学生向けがホワイト/ピンク。

高校生向けコンパクト電子辞書「Brain PW-GC50」

　また、高校生用のコンパクト電子辞書「Brain PW-GC50」を1月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は約2万円前後。

　タッチパネル液晶を搭載したストレート型の筐体で、手書き認識にも対応する。英単語をなぞると読みが再生される「なぞって&タッチ」機能も備える。

　内蔵辞書は、大学受験も考慮した12コンテンツを収録する。「数学公式集」や「現代社会テーマ集」など6教科10科目に対応したコンテンツも搭載している。

　液晶は2.4型320×240ドット。電源は単四アルカリ乾電池またはエネループ/充電式エボルタ2本。本体サイズは71×127×12.5～21.2mm(同)、重量は約114g(同)。