東芝モバイルディスプレイ、2,560×1,600ドットの高精細6.1型液晶

10月20日 発表



498ppi、244ppi、132ppiの比較

 東芝モバイルディスプレイ株式会社は20日、高精細な6.1型の液晶ディスプレイを開発したと発表した。

 画面サイズが6.1型ながら、PC用で30型クラスの2,560×1,600ドット(WQXGA)の解像度を持つのが特徴。精細度は498ppi。同社は世界最高レベルの高精細としている。ガラス基板上に低温ポリシリコンTFTを形成する加工技術と、精度の高い組立技術で実現したという。

 視野角も広く、上下/左右ともに176度。表示色数は1,677万7,216色、色再現範囲はNTSC比61%。

(2011年 10月 20日)

[Reported by 山田 幸治]