レノボ・ジャパン株式会社は、英語キーボードを搭載した限定版のモバイルノート「IdeaPad U260」を5月27日に1,000台限定で発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。
国内のコンシューマ向けブランド製品で初となる英語版キーボードを搭載。下位の「IdeaPad U160」よりワンサイズ大型の液晶パネルを採用しながら、重量を同等の1.35kgに抑えるとともに、厚さを18mmに薄型化した。レザータッチのパームレストを採用するほか、筐体にマグネシウム合金を使用。カバーはモカブラウン色をベースに、繋ぎ目のないワンピース構成を採用し、デザインにこだわった。
キーボードは、防水設計でありながら、空気を通し本体の熱を分散させるという。また、環境光に合わせてディスプレイの輝度を自動調節するAmbient Lightセンサーを搭載する。
ワンピース構成のカバー | 筐体の厚みを抑えた |
仕様面もユニークで、CPUには超低電圧版のCore i5-470UM(1.33GHz、ビデオ機能内蔵)を採用。Turbo Boost時は最高1.86GHzまでクロックが上昇する。チップセットは小型パッケージのIntel QS57 Expressを採用する。
そのほかの仕様は、メモリ4GB、320GB HDD、1,366×768ドット表示対応12.5型ワイドLEDバックライト付き液晶ディスプレイ、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)などを搭載する。
インターフェイスは、USB 2.0×2、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.1+EDR、30万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリは4セルリチウムイオンで、駆動時間は約4.4時間。本体サイズは318×204.5×18mm(幅×奥行き×高さ)。
(2011年 5月 24日)
[Reported by 劉 尭]