ソニーは、ノートPC「VAIO」の2010年春モデルを1月23日に発売する。価格はオープンプライス。
●VAIO Cシリーズ14型ノート「VAIO C」シリーズはプラットフォームを刷新。CPUにCore i3-330M(2.13GHz)、GPUにGeForce 310M(512MB)を搭載。また、写真と動画の管理を統合した新アプリケーション「Picture Motion Browser VAIO Edition」を追加した。一方、インスタントOSの「Quick Web Access」を削除し、無線LANのIEEE 802.11aは非対応になった。
店頭予想価格は、Blu-ray Discドライブ搭載の「VPCCW29FJ/W」が16万円前後、DVDスーパーマルチドライブ搭載の「VPCCW28FJ/W」(ホワイト)、「VPCCW28FJ/P」(ピンク)、「VPCCW28FJ/R」(レッド)が14万円前後の見込み。
光学ドライブ以外の仕様はほぼ共通で、Core i3-330M、メモリ4GB、HDD 500GB、GeForce 310M、1,366×768ドット表示対応14型ワイド液晶、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)、Office Personal 2007を搭載する。
VAIOオーナーメードのカスタマイズでは、本体色にライトブルー、イエロー、ゴールドが追加され、計8色になった。
ライトブルー | イエロー | ゴールド |
●VAIO Xシリーズ
11.1型の薄型モバイル「VAIO X」シリーズは、2009年10月の秋モデルを継続。VAIOオーナーメードのカスタマイズで、新たに本体色シルバーを追加した。
VAIO Xシリーズの新色シルバー |
●VAIO Pシリーズ
8型ミニノート「VAIO P」シリーズは夏モデルからの従来機種を継続。VAIOオーナーメードのカスタマイズで、新たに本体色ルビーピンクを追加した。ルビーピンクもプレミアムデザインに対応し、モザイク、メッシュ、柄なしを選択できる。
VAIO Pシリーズの新色ルビーピンク |
●VAIO Wシリーズ
10.1型ネットブック「VAIO W」シリーズは、プラットフォームをPine Trailに刷新し、HDD容量を250GB、OSをWindows 7 Starterに変更した。本体色にブルーが追加され、ピンク、ホワイトと合わせて3色展開となる。店頭予想価格はいずれも7万円前後の見込み。
主な仕様は、Atom N450(1.66GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB、HDD 250GB、1,366×768ドット表示対応10.1型ワイド液晶、OSにWindows 7 Starterを搭載する。そのほかは従来機種とほぼ同じ。
VPCW219AJ/L | VPCW219AJ/P | VPCW219AJ/W |
●VAIO B/Gシリーズ
ビジネス向け15.4型ノート「VAIO B」シリーズは、店頭モデルとして「VPCB119GJ/B」を1月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後の見込み。
新たにHDMI出力、照度センサー用レンズを追加したほか、PCカードスロットをExpressCardスロットに変更し、IEEE 1394を削除した。
主な仕様は、Core i5-520M(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,280×800ドット表示対応15.4型ワイド液晶、OSにWindows 7 Professional(64bit)、Office Personal 2007を搭載する。
ビジネス向け12.1型ノート「VAIO G」シリーズは、「VGN-G3KBG」を1月23日より店頭販売する。店頭予想価格は20万円前後の見込み。
主な仕様は、Core 2 Duo SU9600(1.60GHz)、メモリ4GB、HDD 250GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,024×768ドット表示対応12.1型液晶、OSにWindows 7 Professional(64bit)、Office Personal 2007を搭載する。
VAIO Bシリーズ | VAIO Gシリーズ |
(2010年 1月 18日)
[Reported by 山田 幸治]