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AMD、“Bristol Ridge”こと第7世代APUを5月末にも投入へ

~DDR4メモリ対応のCarrizo強化版

 米AMDは5日(現地時間)、“Bristol Ridge”こと第7世代APUを、COMPUTEX TAIPEI 2016の時期(5月末~6月上旬)に合わせて投入すると発表した。

 ExcavatorコアをベースにDDR4メモリに対応した新設計のAPUで、Carrizoから性能向上を実現した。特にメモリバンド幅を要求する3Dアプリケーションで優位性を発揮し、Carrizoと比較して18%性能向上したという。

 またCPUコアも、CINEBENCH R15 1スレッドの測定によれば、同じ15Wの条件下で、2014年のKaveriベースのFX-7500の149.18から232.86へと、性能が56.09%向上している。2015年のCarrizoベースのFX-8800Pの208.67と比較しても性能が11.59%向上しているという。

 そのほか製品の詳細についてはCOMPUTEXでの発表となる模様。第7世代APUを採用した製品として、HPの15.6型2in1「ENVY X360」を紹介。厚さ18.8mmの筐体に加え、10時間のバッテリ駆動や、オプションで4K液晶が搭載可能である点が謳われている。

第7世代APUの主な特徴
Intel CPUや旧世代との比較
同じTDP下ではCPUコアの性能も向上してきたという
HP ENVY X360の主な特徴

(劉 尭)