ニュース

東芝、キーボード改良で使い勝手を向上させた液晶一体型「dynabook」春モデル

「dynabook D81」(モデル名:D81/PB、プレシャスブラック)

 株式会社東芝は、キーボードとマウスのリニューアルして使い勝手を高めた、液晶一体型の「dynabook」シリーズ春モデルを2月中旬に発売する。価格はオープンプライス。

 2014年秋冬モデルまでTVチューナ一体型PCに冠されてきた「REGZA PC」のブランドは省かれ、「dynabook D」シリーズとして展開するが、最上位モデルに搭載される視聴専用の「今スグTV」を含めTVチューナは従来通り搭載する。

 大きな変更点はキーボードとマウス。従来モデルのキーボードは380×147mm(幅×奥行き)のフットプリントだったが、新モデルは370×130mm(同)へ小型化。これにより、本体下のスペースへ収納しやすくなった。

 また、キーは支えの部分をラバードームからパンタグラフへ変更することで静音性と安定感を向上。刻印も従来モデル比120%という大きめの文字とすることで視認性を高めた。チルト角も従来モデルより手前側をより低くすることで打鍵しやすくなっている。

 キーボードの色はブラック系から、本体色に合わせたメタリック系へ変更。それに合わせてワイヤレスレーザーマウスもデザインを改めた。

 このほかの仕様は従来モデルを踏襲。

 「dynabook D81」は、Core i7-4710MQ(2.5GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 3TB、BDXLドライブ、フルHD(1,920×1,080ドット)表示/タッチ対応21.5型IPS液晶、3波チューナ×3(うち1基は視聴専用)、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス、Adobe Photoshop Elements 12の仕様。本体色はプレシャスブラック。店頭予想価格は25万円台前半の見込み。

 「dynabook D71」は、D81の液晶をタッチ非対応とし、視聴専用TVチューナやAdobe Photoshop Elements 12などを省いた仕様。本体色はリュクスホワイトとプレシャスブラックの2色。店頭予想価格は22万円台後半の見込み。

 「dynabook D51」は、Celeron 2950M(2GHz、同)、メモリ4GB、HDD 2TB、DVDスーパーマルチドライブ、フルHD対応21.5型IPS液晶、地デジ対応チューナ×1、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスの仕様。本体色はリュクスホワイトとプレシャスブラックの2色。店頭予想価格は16万円台後半の見込み。

「dynabook D71」(モデル名:D71/PW、リュクスホワイト)
「dynabook D71」(モデル名:D71/PB、プレシャスブラック)
「dynabook D51」(モデル名:D51/PW、リュクスホワイト)
「dynabook D51」(モデル名:D51/PB、プレシャスブラック)

 TVチューナ非搭載の「dynabook D61」も、キーボードとマウスが変更されたほかは、従来モデルの仕様を踏襲。Core i7-4710MQ、メモリ8GB、HDD 2TB、BDXLドライブ、フルHD対応21.5型IPS液晶、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載して、店頭予想価格は21万円前後の見込み。本体色はリュクスホワイト、プレシャスブラックの2色。

「dynabook D61」(モデル名:D61/PW、リュクスホワイト)
「dynabook D61」(モデル名:D61/PB、プレシャスブラック)

(多和田 新也)