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東芝、3波対応Wチューナ搭載の液晶一体型「dynabook」

「dynabook D81/S」

 東芝は、2015年夏モデルとして、液晶一体型「dynabook D」シリーズ3機種を5月22日より発売する。価格はすべてオープンプライス。

 春モデルをベースに、3波(地上/BS/CS)対応Wチューナを全モデルで搭載し、著作権保護技術「SeeQVault」に業界で初めて対応した。OSはWindows 8.1 Update (64 bit)で、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスなどを同梱する。

 「D81/S」は、2015年春モデルの「D81/P」の後継で、主な仕様は、CPUにCore i7-4710MQ(2.5GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、3TB HDD、BDXLドライブ、フルHD(1,920×1,080ドット)表示/タッチ対応21.5型液晶ディスプレイを搭載。インターフェイスは、3波対応Wチューナ、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI入出力、オンキヨー製スピーカー、音声入出力を備える。

 本体サイズは約516×170~240×330~365mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8kg。ワイヤレスキーボード/マウスとリモコン、今スグTV、Adobe Photoshop Elements12、Station TV for TOSHIBAが付属する。店頭予想価格は25万円台前半の見込み。

 D71/Rは、2015年春モデルの「D71/P」にAdobe Photoshop Elements12を付属し、ストレージを2TB HDDへと変更したモデル。

 そのほかの仕様はD81/Sとほぼ共通で、ストレージが2TB HDD、液晶がタッチ非対応に、付属ソフトが「Station TV X for TOSHIBA」から「dynabook TV Center」、重量が約7kgに変更され、HDMI出力が省略されている。店頭予想価格は23万円台前半の見込み。

 D51/Rは、2015年春モデルの「D51/P」に3波対応Wチューナを搭載し、ストレージを1TB HDDへ変更したモデル。

 そのほかの仕様はD71/Sとほぼ共通で、メモリが4GB、ストレージが1TB HDDに変更され、付属ソフトAdobe Photoshop Elements12が省略されている。店頭予想価格は17万円台後半の見込み。

 今回の夏モデルから「D61」シリーズは販売終了となり、「D41」シリーズは、春モデルと同仕様で付属ソフトがプリインストールとなった「D41/R」が5月22日より発売される。店頭予想価格は16万円台前半の見込み。

「dynabook D71/R」
「dynabook D51/R」

(佐藤 岳大)