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「ThinkPad X1 Carbon」国内生産特別モデルが500台限定発売

〜物理ファンクションキーとトラックパッドボタンが復活した新モデル

「ThinkPad X1 Carbon Japan Limited Edition」を持つThinkClient Brand Managerの土居憲太郎氏

 レノボ・ジャパン株式会社は、第5世代Coreプロセッサ搭載の14型Ultrabook「ThinkPad X1 Carbon」を発売した。

 X1 Carbonは、その名の通り、筐体にカーボン素材を用いており、ThinkPad製品の中でもモバイルかつ高性能な位置付けとなっている。2014年に発売された第2世代では、Windows 8を見据えたジェスチャ操作用にトラックパッドを1枚板にし、ファンクションキーはアクティブアプリやユーザーの設定に応じて動的に機能が変わるタッチセンサー式Adaptiveキーボードを採用した。

 このAdaptiveキーボードは、直感的で使いやすいという評判もあったが、企業で使う際にIT管理者が機能を把握しきれずに管理しにくいといった声もあり、レノボでも2015年に投入する製品としては物理的なファンクションキーとトラックパッドのボタンの方が良いと判断し、第3弾ではこれらが復帰の運びとなった。

 なお、第2世代の正式名称は「新しいThinkPad X1 Carbon」であり、この製品もしばらく併売されるため、その間、「新しい」がつかない方が新製品となる。

 ハードウェアの特徴としては、第5世代Coreプロセッサの搭載により性能を上げつつ、バッテリ駆動時間を約14時間から約18時間に引き伸ばした。また、SSDもPCI Express接続モデルを用意し、応答性を高めた。

 BTOオプションは、CPUがCore i7/i5、メモリが4/8GB(4GBはCore i5のみ)、SSDが120GB/OPAL対応180/256/360GB/PCI Express接続256/512GB、液晶が14型1,920×1,080ドットTN/2,560×1,440ドットIPS/2,560×1,440ドットIPSタッチ、OSがWindows 8.1 Proなどから選択可能。

 インターフェイスは、USB 3.0×2(内1つは給電対応)、OneLink、Mini DisplayPort、HDMI出力、Ethernet拡張コネクタ、音声入出力などを装備。

 本体の厚みは約17.7mm(最薄構成時の最厚部)、重量は約1.3kg(最小構成時)。バッテリは急速充電機能により、付属の45W ACアダプタで1.1時間、オプションの65W ACアダプタで55分で約80%まで充電できる。

「ThinkPad X1 Carbon」(英語版)
液晶は180度開く
物理ファンクションキーが復活
トラックパッドも独立ボタンが復活

 また、今回よりThinkPad X/TシリーズのWebモデルが、米沢にあるNECパーソナルコンピュータの工場でBTO生産開始される。これを記念して、「ThinkPad X1 Carbon Japan Limited Edition」を500台限定でWeb販売する。

 この特別モデルは、天板にカーボンファイバーの特徴である編み込み柄の特殊なものを採用し、キーボード面には「Japan Limited Edition」、ヒンジ部にはシリアル番号を刻印。パッケージデザインや壁紙/スクリーンセーバーも特別なものとなる。

 こちらはBTOには対応せず、Core i7、メモリ8GB、SSD 512GB(PCI Exress)、2,560×1,440ドット表示/タッチ対応液晶、Windows 8.1 Pro、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、指紋認証、65W ACアダプタなどを装備。価格は228,960円で、標準モデルをこの構成にするよりも安価になっているという。

 1月14日より先行予約が受け付け開始され、2月10日より購入申し込みを開始。受注が500台を超えた場合は、先行予約の受付順での販売となる。

 また、シリアル番号1〜3を指定して購入できるキャンペーンも実施。シリアル番号1〜3のいずれかが刻印された本体の購入権のほか、本製品は米沢工場でBTO出荷される初のThinkPadとなるが、その出荷式などを含む1泊2日の米沢旅行が当たる。

ThinkPad X1 Carbon Japan Limited Edition
通常モデル(左)との比較。編み込み柄以外にも、ThinkPadとLenovoロゴのデザインも併せて変更されている
右側面
左側面
キーボード
Japan Limited Editionの刻印
シリアル
65WスリムACアダプタ

(若杉 紀彦)