デル、宮崎カスタマーセンターでPC組み立て教室を開催
〜特別にUltrabook「XPS 13」の組み立ての様子も公開

9月15日 開催



 デル株式会社は15日、宮崎県宮崎市のデル宮崎カスタマーセンターにおいて、小中学生を対象とした「親子で体験!! デル パソコン組み立て教室」を開催した。

宮崎県宮崎市のデル宮崎カスタマーセンターで開催された

 親子向けのイベントは、今年で5回目となり、組み立て教室としては今年で4回目。小学5年生〜中学1年生の6組の親子が参加。宮崎県内からの参加は2組。残りの4組は、徳島県、山口県、大分県、鹿児島県からの参加となった。

 デルでは、「当社はCSR活動の一環として、子どもや若者がより技術に親しめるようなプログラムを世界各国で積極的に展開しており、その一環として、日本ではPC組み立て教室を実施してきた。日ごろ使っているPCの中がどのような仕組みになっているのかを、親子で楽しく学べる機会として、また最新の技術に触れる機会を設けることよって、子どもたちの可能性や探究心を引き出すことで、テクノロジーやものづくりへの興味、関心を持つことを目的としている」と、今回のイベントの意図を示している。

 募集では、ノートPCの「Inspiron 13z」およびUltrabookの「XPS 13」を選択できるようにしていたが、偶然にも参加者全員がInspiron 13zを選んだ。

 「昨年(2011年)は、デスクトップPCで組み立て教室を行なったが、個人需要ではノートPCが中心となっていることや、完成したPCをそのまま持ち帰れるようにしたいという狙いもあった。また、Ultrabookにも注目が集まっていることから、UltrabookであるXPS 13を用意。同時にモバイルノートのInspiron 13zを用意して、いずれかを選択できるようにした」(デル 宮崎カスタマーセンターの金子知生センター長)という。参加費用は、Inspiron 13zが44,980円、XPS 13が79,980円。

●地元大学生がインターンで参加

 今回の新たな取り組みとして、地元大学生をインターンとして募集。1週間に渡るトレーニングの後、組み立て教室にサポーターとして参加。1組に対して、2人の大学生がついて作業をサポートする格好とし、社員は全体の進行と、学生たちを支援する体制として教室を運営していったのが特徴だ。

 「インターンの学生たちは、練習用のPCを使って、10回以上も組み立て、分解を行なった。その成果もあり、中には10分程度で組み立てられる学生もいる。自信を持って組み立て教室に臨んでくれた。また、学生のアイデアが随所に反映されている。ネジを入れるための最適なケースを100円ショップで調達したり、部品を分かりやすいように分類して設置する方法や、教え方などにもさまざまなアイデアが反映されている。組み立ての練習をしている段階で、自分たちが分かりにくかったところを解決するような提案が数多く盛り込まれている。社員には気がつかなかったようならアイデアも多かった」とする。

 組み立て教室の最中も、インターンの学生たちは、積極的に参加者に話しかけながら、楽しそうに組み立てを支援していたのが印象的だ。

開始前にスタッフでミーティング。「楽しんでやろう!」と呼びかける 組み立て教室の様子。インターンの大学生もサポーターとして参加 組み立て教室で挨拶するデル宮崎カスタマーセンターの金子知生センター長
まずはPCを構成する部品の役割を1つ1つ説明して教室はスタートした 組み立てる前に注意することを全員に知らせるのも重要な要素

●約2時間をかけて組み立てを完了
金子センター長自らがオフィスの中を説明

 午後1時30分から始まったパソコン組み立て教室では、冒頭に、デル宮崎カスタマーセンターの金子知生センター長が挨拶。「パソコン組み立て教室は、地域の人たちと直接交流したいという社員の声から始まったもの。また、子供たちがPCに触れる機会を増やし、PCを理解してほしいという狙いもあった。今回は、練習を積んだ大学生が支援をしてくれている。だいたいのハプニングには対応できるように準備をしているので(笑)、明るく、楽しく、組み立ててほしい。いい思い出にしてもらいたい」と、参加者に呼びかけた。

 組み立て作業が始まったのは午後1時45分から。ボトムケースへの組み付けが終わった午後2時45分には一度15分間の休憩を入れ、午後3時から後半戦をスタート。13個の部品と、34本のネジを使用して組み立てを行ない、午後3時50分には、全ての作業が終了し、全員のPCが無事に起動した。

 その後、Windows 7のセットアップ作業を全員で行なったのち、デル宮崎カスタマーセンター内のオフィス見学ツアーや、完成したPCに内蔵しているカメラを使用し、自分たちを撮影。壁紙にするといったイベントを行なった。

 金子センター長は、「教室終了後のアンケート調査では、参加者全員が満足をしたと言ってくれた。大学生の参加も成功した。顧客満足度の向上を目指すカスタマーセンターとしては、十分な結果が出せたと考えている」と総括した。

完成したPCを利用して写真を撮影。壁紙に設定するイベントも 参加者には金子センター長から修了証が手渡された 手渡された修了証とPCに貼ることができるシール
参加者にはさまざまなプレゼントも 完成したPCを持って参加者とスタッフ全員で記念撮影を行なった 完成したPCはそのまま持ち帰ることができた

●Inspiron 13zの組み立ての様子を追う

 では、組み立ての様子を写真で紹介しよう。

Inspiron 13zの組み立てに使用する部品 ボトムケース マザーボード(ドーターボード)
サブボード 内蔵スピーカー CPUファン
HDD バッテリ 液晶ディスプレイ
パームレスト こちむはパームレストの裏面の様子 キーボード
メモリカード アクセスパネル トップカバー
ネジ。ピルケースを活用して区分けした このように部品ごとにビニール袋に入れ、パーツ名を明記したのは学生のアイデアによるもの まずボトムケースにマザーボードを取り付ける
ボトムケースにネジで固定する 続いてサブボードとマザーボードをケーブルで接続 サブボードをボトムケースに組み込む
スピーカーを取り付ける スピーカーの配線作業の様子 CPUファンの取り付け作業
LEDボードケーブルをマザーボードに取り付け 細かい部分の作業は実機を用いて詳しく説明 HDDの取り付け
HDDを固定する バッテリをボトムケースに組み込む これでボトムケースへの組み込みは完了した。前半が終了
後半のスタートは液晶ディスプレイの取り付けから 液晶ディスプレイの組み込みは親子の共同作業で行なう 金子センター長も参加者のテーブルをまわり、進行の様子を確認していた
LEDケーブルをマザーボードに接続 背面側にはワイヤレスカードへの接続ケーブルを通しておく 液晶ディスプレイを接続した様子
パームレストを取り付ける 電源スイッチのボタンなどをマザーボードに接続 背面をネジで締める
キーボードの取り付け。まずケーブルを接続 続いてキーボードをはめ込む ネジでの固定は背面から行なう
背面からメモリを組み込む 裏側に通しておいたワイヤレスカード用のケーブルを接続 アクセスパネルを取り付ける
トップカバーの取り付け Inspiron 13zはスイッチ天板方式を採用。自由に着せかえができる 完成したInspiron 13z
カウントダウンで全員でスイッチを入れた すると全員のPCが一斉に起動した
続いて、全員でWindows 7のセットアップ作業を行なった 最後に梱包作業を行なう

●XPS 13も特別に組み立ての様子を披露

 今回の組み立て教室ではXPS 13も選択できるようにしていたが、それを選択した参加者がいなかった。

 そこで特別に、デル宮崎カスタマーセンターのスタッフの協力を得て、XPS 13の組み立ての様子を再現してもらった。

 Inspiron 13zとは異なり、パームレスト側に部品を組み込むといった手法となっている。これは薄さを追求するUltrabookならではのものだといっていい。

 XPS 13の組み立ての様子を写真で追ってみる。

XPS 13のボトムケース。こちらには部品は組み付けない パームレスト側のケースに部品を組み付けていく仕組みだ マザーボード。それほど特殊な形状ではない
バッテリはかなり大きな面積を取っている CPUファンやスピーカー、SSDなどの各種部品類 XPS 13に搭載される128GBのSSD
まずはマザーボードにキーボードケーブルを接続 マザーボードをひっくり返して固定する 続いてSSDの組み込む作業。保護シートをめくって取り付ける
保護シートを元に戻す サブボードの取り付け作業 CPUファンを取り付ける
電源ケーブルを接続する マザーボードとサブボードを接続 LCDケーブルをマザーボードに接続する
パッドのケーブルなどを接続 ワイヤレスカードの取り付け作業 スピーカーを取り付ける
スピーカーのケーブルの取り付けも細かい作業だ 反対側のスピーカーを取り付ける ワイヤレスカードのケーブルは本体の右から左まで這わせる
部品が一通り組み込まれた状態 バッテリを固定する これで部品の組み込みはすべて終了した
ボトムケースで蓋をする格好に 完成したXPS 13

(2012年 9月 18日)

[Reported by 大河原 克行]