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デル、親子で挑戦する11型2in1の組み立て教室。タブレットにもなる便利さを子どもたちに伝える
2017年9月4日 06:00
デルは9月2日、宮崎県宮崎市のデル宮崎カスタマーセンターにおいて、親子でPCを組み立てる「親子で体験!!デル パソコン組み立て教室 2017」を開催した。
10回目の節目となる今年(2017年)は、2in1モバイルPCの「Inspiron 11 3000 2-in-1」の組み立てに、11組の親子が挑戦した。
Inspiron 11 3000 2-in-1は、CPUに、インテルCeleronプロセッサーN3060を搭載。4GBメモリと32GB eMMCストレージを搭載している。
デル宮崎カスタマーセンター長兼カスタマーサポートサービス本部長の金子知生氏は、「2in1モバイルPCの組み立ては、昨年(2016年)に続いて2回目。デルにとって売れ筋の製品であること、子供たちにとっても、PCとして利用できるだけでなく、タブレットとして利用できるメリットがある。子供にはタブレットのほうが使いやすいシーンも多い。ホワイトとレッドの2色から選べることも、この製品を選んだ理由の1つ」とする。
参加できるのは、小学1年生~中学3年生までの親子で、参加費用は19,800円。同製品の価格は34,980円からとなっており、特別価格で参加が可能となった。組み立てたPCは、その日に持ち帰ることができた。
12組の定員に対して、九州を中心に関東、関西などからも、約60組の応募があり、そのなかから抽選で選ばれた11組が参加した。もっとも遠い参加者は福岡県だったという。学年別では、小学校3年生が2人、4年生が3人、5年生が2人、中学校1年生が4人。女の子の参加が6人となり、男の子の5人を上回った。カラーは2色から選択でき、レッドが2組、ホワイトが9組となった。
午後1時からはじまった「親子で体験!!デル パソコン組み立て教室 2017」は、今年で10回目の開催となったことにあわせて、それを紹介するビデオを用意した。
最初の開催となった2008年は、デスクトップPCの組み立てからスタートし、2009年からはノートPCの組み立てに移行。2014年には世界初となるタブレットPCの組み立てを行ない、2016年には初めて2in1モバイルPCを組み立てたことを紹介。映像のなかでは、「空調が壊れて、汗だくで作業したり、台風接近で開催が危ぶまれたり」といった、これまでのエピソードにもふれた。
その後に挨拶したデルの金子センター長は、「デル宮崎カスタマーセンターの1人の社員が、お客様と直接ふれあいたいという気持ちを持ったことから開始したものであり、10年目を迎えられたのは、みなさんの参加によるおかげである。今は、子供たちがモノを作ることが減ってきている。PCは難しい構造だが、今日は社員と大学生のインターンが手伝って、子供でも組み立てることができるようにしている。自分が作ったPCで、絵を描いたり、字を書いたり、世界中の人と話をしてほしい」と述べた。
さらに、スペシャルゲストとして、宮崎県のシンボルキャラクターのみやざき犬「むぅちゃん」が登場し、得意のダンスを披露した。
午後1時20分過ぎからスタートした組み立て教室は、テーブルトレーナーとして、デルの社員と大学生のインターンが参加者の作業をサポート。7つの部品、3種類13本のネジを使用して行なわれた。
組み立てる部品がどんな役割をはたすのか、今やっている組み立てがどんな機能に影響するのかを説明。参加者は内部構造を理解しながら、作業することができた。
組み立て教室の様子を写真で追ってみる。
組み立てが終了したあとには、オフィスツアーを実施し、コールセンターの業務の様子を見学。さらには、デルの会社概要を紹介するとともに、組み立て教室を協賛したインテルの紹介も行なった。
デルの金子センター長は、「デルは、PCだけでなく、サーバーやストレージ、ネットワーク機器も製造、販売している会社であり、これだけの幅広い製品を持っているのは全世界でもデルだけである」などと説明した。
参加者の質問に答えるかたちで、宮崎カスタマーセンターは24時間365日稼働しており、1日に約2,000件の問い合わせに対応していることにもふれた。
その後、組み立てたInspiron 11 3000 2-in-1を使用して、Windows 10のセットアップ作業を行ない、インターンの学生が企画したお楽しみイベントとして「宝さがしゲーム」を行なった。
ヒントをもとに、宝探しのスタイルで、会場内や会議室に隠されている言葉を見つけていくもので、それをPCの「メモ」機能を使って書き込み、隠されたすべての言葉をみつけるスピードを競う催しだ。
組み立てたInspiron 11 3000 2-in-1が、2in1モバイルPCである特徴を活かして、ノートPCモードにして入力したり、タブレットモードにしてほかの部屋にまで持ち運んで、ソフトキーボードで入力したりといったように、子供たちは、利用シーンに応じてモードを変えながら、宝探しに挑戦していた。
最後にインターンの学生が、完成したPCの梱包作業を行ない、全員がそれを持ち帰った。
閉会の挨拶をしたデルの金子センター長は、「PCやタブレットを使用すると、自分の力が増したような感じになる。時間がかかる作業もPCを使うと簡単にできたり、さまざまなことも調べることができる。また、自分の夢ややりたいことができるようになるだろう。ぜひ、自分が手づくりしたPCに名前をつけて、可愛がってもらいたい。自分が望むことや、やりたいことを実現してほしい」とした。