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デル、11/13/15型の液晶回転型2in1を一挙4機種投入
2016年6月3日 13:46
デル株式会社は、11～15型までの2in1 4機種と15型クラムシェルノート1機種を3日より順次発売する。
New Inspiron 13/15 7000シリーズ2-in-1
「New Inspiron 13/15 7000シリーズ2-in-1」は、つや消しアルミ筐体と高性能を謳う13型/15型の2in1。最大512GBのSSDや、Windows Hello対応の顔認証用赤外線カメラを搭載する。税別価格は13型が109,980円より、15型が119,980円より。
13型/15型それぞれに、仕様の違いで2つのモデルが用意される。
Core i5-6200U(2.3Ghz)、8GB DDR4-2133メモリ、256GB SSDを搭載の下位モデルが13型が税別直販価格109,980円、15型が同119,980円。Core i7-6500U(2.5GHz)、12GB DDR4-2133メモリ、512GB SSDを搭載の上位モデルは、13型が同139,980円、15型が同149,980円。オプションで各モデル2万円増しでMicrosoft Office Personal Premiumを付属できる。
そのほかの主な仕様は共通で、フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Homeを搭載する。
インターフェイスも共通で、USB 3.0×2、USB 2.0、IEEE 802.11ac対応無線LAN+Bluetooth 4.0(Intel AC-3165)、HDMI 1.4a出力、microSDカードリーダ、720p 赤外線Webカメラ、マイク、音声入出力。
バッテリは3セルで、駆動時間は13型が7時間22分、15型が8時間15分。サイズ/重量は、13型が322.4×224×18.7～19.2mm(幅×奥行き×高さ)/約1.75kgで、15型が378.9×252.5×18.9mm(同)/約2.18kg。
New Inspiron 13 5000シリーズ2-in-1
「New Inspiron 13 5000シリーズ2-in-1」は、スタイリッシュでコンパクトかつ、プラスチック製筐体により軽量さをウリとするモバイル向け13型2in1。液晶解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。こちらもWindows Hello対応の顔認証用赤外線カメラを搭載する。税別直販価格は74,980円より。
仕様の違いで3つのモデルが用意。
Core i3-6100U(2.3GHz)、4GB DDR4-2133メモリ、500GB HDD搭載の下位モデルが税別直販価格74,980円、Core i5-6200U、8GB DDR4-2133メモリ、256GB SSD搭載の中位モデルが同104,980円、Core i7-6500U、8GB DDR4-2133メモリ、256GB SSD搭載の上位モデルが同124,980円。オプションで各モデル2万円増しでMicrosoft Office Personal Premiumを付属できる。
そのほかの主な仕様は共通で、フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Homeを搭載する。
インターフェイスは共通で、USB 3.0×2、USB 2.0、IEEE 802.11ac対応無線LAN+Bluetooth 4.0(Intel AC-3165)、HDMI 1.4a出力、microSDカードリーダ、720p 赤外線Webカメラ、マイク、音声入出力。
バッテリは3セルで、駆動時間は7時間34分。サイズは324×224.8×19.5～20.4mm(同)で、重量は約1.62kg。
New Inspiron 11 3000シリーズ2-in-1
「New Inspiron 11 3000シリーズ2-in-1」は、カラフルなレッドまたはホワイトの筐体を採用する11型2in1。長時間バッテリ駆動をウリとする。本体と同系色のマウスもオプションで用意する。税別直販価格は39,980円からで、ホワイトは21日以降の発売予定。
仕様の違いで3つのモデルが用意。
Celeron N3060(1.6GHz)、2GB DDR3L-1600メモリ、32GB eMMC搭載の下位モデルが税別直販価格39,980円、Pentium N3710(1.6GHz)、4GB DDR3L-1600メモリ、500GB HDD搭載の中位モデルが同59,980円、Core m3-6Y30(900MHz)、4GB DDR3L-1600メモリ、500GB HDD搭載の上位モデルが同67,980円。上位2モデルは、オプションで2万円増しにてMicrosoft Office Personal Premiumを付属できる。
そのほかの主な仕様は共通で、1,333×768ドット液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Homeを搭載する。
インターフェイスは共通で、USB 3.0、USB 2.0×2、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN+Bluetooth 4.0、HDMI 1.4a出力、microSDカードリーダ、720p Webカメラ、マイク、音声入出力。
バッテリは3セルで、駆動時間は下位モデルが9時間47分、中位モデルが7時間42分、上位モデルが8時間4分。サイズは291.6×201.9×20.9mm(同)で、重量は約1.31kg。
Inspiron 15 5000シリーズ
「Inspiron 15 5000シリーズ」は、BDを搭載するエンターテイメント向け15型クラムシェルノート。液晶はフルHDのIPSパネルを採用。最大2TBのHDDを搭載する。6月中旬以降発売予定で、価格はオープンプライス。
Core i5-6200U、4GB DDR3L-1600メモリ、1TB HDD搭載の下位モデル、Core i7-6500U、8GB DDR4-2133メモリ、2TB HDD搭載の上位モデルと、2つのモデルが用意される。
そのほかの主な仕様は共通で、フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶ディスプレイ、BDドライブ、OSにWindows 10 Homeを搭載する。
インターフェイスは共通で、USB 3.0、USB 2.0×2、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN+Bluetooth 4.0、Ethernet、HDMI出力、SDカードリーダ、720p Webカメラ、マイク、音声入出力。
バッテリ駆動時間は7時間。サイズは380×260×23.75mm(同)で、重量は約2.35kgから。
【16時追記】仕様詳細と製品発表会の模様を追記しました。
都内で開催された製品発表会には、デル株式会社執行役員 ビジネス&コンシューマー事業統括本部長の渡邊義成氏、同社クライアントソリューションズ統括本部 クライアント製品マーケティング部 マーチャンダイジングコンサルタントの合田大輔氏、同社マーケティング統括本部ビジネス&コンシューマーマーケティング本部マネージャーの渡邊真理子氏が登壇。製品説明などを行なった。
登壇した合田氏は、ユーザーの需要の中で「マルチユース」というポイントに焦点を合わせたデバイスとして、2in1製品を投入に至ったとアピール。「コンテンツをシェアする」というトレンドがあるとして、同社の2in1デバイスの2016年第1四半期の出荷台数は、前年同期比で72%増しを記録し、好調な推移を見せているという。
なお、今回発表された製品は台湾にて開催中の「CONPUTEX TAIPEI 2016」で発表された製品群となるが、同イベントで披露された世界最大を謳う17型2in1「New Inspiron 17 7000シリーズ2-in-1」について合田氏に尋ねたところ、外部GPUを搭載しているため価格帯が高いこと、国内では大型2in1の需要の大きさがまだ不明なこともあり、今回は投入を見送ったとのこと。
またデルでは、360度回転ヒンジの2in1は、技術の進化により、クラムシェル型のPCと比較して性能など機能性が遜色ない製品を製造できるようになったことから、「同じ仕様なら2in1としても使える方が便利」という観点でラインナップを拡充するに至ったという。合田氏は、カウンター越しの接客業務など、PCの画面を対面の人間に見せたい場面で簡単にフリップして見せるなど、パーソナルユースだけでなくビジネスシーンでも利点があるとしていた。
