さらにできるようになったな! 現代のMSXこと“キーボードPC”の後継モデルが登場

キーボードPC II

　テックウインド株式会社は、今年(2016年)の2月に発売し、話題となったキーボードPCの後継モデル「キーボードPC II」を2017年1月下旬以降に発売すると発表した。価格はオープンプライス。

　従来と同じく、キーボードとPCが一体化したデバイスとなっており、ディスプレイ以外は本機のみでPCとして必要なものを全てまかなえる。OSはWindows 10 Homeがインストール済み。

　後継機ではユーザーの要望として多かったバッテリ搭載が果たされ、最大6時間駆動を実現した。また、メモリも4GBに増強されており、CPUも Cherry Trail世代のAtom x5-Z8300に変更されている。このほか、キーボードPC IIでは従来モデルよりも横幅が広がっているものの、タッチパッドが大型化し、使い勝手が向上している。

　主な仕様は下表の通り。

【18時追記】

　価格について問い合わせていたテックウインドから連絡があり、「諸事情ございましてオープン価格とさせていただいております」との返事が得られた。“諸事情”という言葉の裏に、本日ジャストシステムが発表した「keyboard PC Limited Edition」との関係がうかがえるが、これ以上の情報は得られなかった。ジャストシステムの限定モデルが26,784円という価格であることから察するに、これよりも若干下の価格で販売されるのではないかと予想される。