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HDMIをUSB Type-Cにダイレクト接続可能な「HDMI Alt Mode」が発表
2016年9月2日 12:30
HDMI Licensingは9月1日(現地時間)、HDMIをUSB Type-Cとして使えるようにするための規格「HDMI Alternate Mode(HDMI Alt Modeとも書かれる)」を発表した。
既に普及が進んでいるDisplayPort用のUSB Type-C互換規格「DisplayPort Alternate Mode」と同様のもので、HDMI側のバージョンは最新の2.0ではなく「1.4b」に対応。
HDMI 1.4bでサポートされている機能は下記の通り。
- 4K/30pの画面出力
- サラウンド音声
- ARC(Audio Return Channel)
- 3D(4KとHD)
- HEC(HDMI Ethernet Channel)、
- CEC(Consumer Electronic Control)
- Deep Color、x.v.Color、content types
- HDCP 1.4およびHDCP 2.2
HDMI Alternate Modeにより、USB Type-Cを備えたノートPCなどから、HDMI対応ディスプレイに繋ぐためのアダプタなどが不要となり、直接接続が可能になる。なお、リリース文には書かれていないが、この機能を利用するためには、HDMIの信号を送るチップ側の対応が必要になると思われる。
登場時期は来年(2017年)初頭となっており、来年1月に米ラスベガスで開催されるCES 2017にて製品が紹介される予定としている。