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マウス、Windows 10スマホ「MADOSMA」の上位モデルを投入

～6型フルHDに大型化、メモリ増量、Continuumにも対応

  • 中村 真司

2016年7月21日 11:00

MADOSMA Q601

　株式会社マウスコンピューターは、Windows 10 Mobileを搭載したSIMロックフリースマートフォン「MADOSMA」シリーズの最新モデル「Q601」を7月28日に発売する。直販価格は49,800円。

　Q601は現行の5型「Q501」の上位モデルとなり、液晶ディスプレイがジャパンディスプレイの6型へと大型化。解像度はHDからフルHD(1,080×1,920ドット)へと拡張されており、SoCもSnapdragon 617(1.5GHz、8コア)、メモリ3GB搭載など、スペックが向上している。なお、Q501の販売は継続され、MADOSMAは2台体制で展開される。

　Q601およびQ501の主な仕様の違いは下表の通り。

【表】MADOSMAシリーズ新旧比較
Q601Q501
SoCSnapdragon 617(1.5GHz、8コアSnapdragon 410(1.2GHz、4コア)
メモリ3GB1GB
ストレージ32GB8GB
カードスロットmicroSD(最大128GB、Nano SIMと排他)microSD(最大64GB)
SIMスロットMicro SIM、Nano SIMMicro SIM
ディスプレイ6型フルHD(1,080×1,920ドット)5型HD(720×1,280ドット)
無線機能4G LTE、IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.04G LTE、IEEE 802.11n、Bluetooth 4.0
インターフェイスUSB 2.0 Type-C、マイク/ヘッドフォンジャックMicro USB 2.0、マイク/ヘッドフォンジャック
カメラ500万画素前面/1,300万画素背面200万画素前面/800万画素背面
NFCありなし
バッテリ3,900mAh2,300mAh
サイズ82.3×160×7.9mm70.4×142.8×8.4mm
重量176.5g125g
直販価格49,800円26,800円

　Q601は6型化して大きくなっただけでなく、新デザインの筐体を採用。側面部がアルミフレームの狭額縁デザインとなり、本体の厚みがQ501よりも0.5mm薄い7.9mmとなった。また、四隅は角を取ったラウンド形状になっており、グリップ感が向上しているという。さらに、ガラス面には透明度と強度の高いCorning製Gorilla Glass 3が使われているため、傷や衝撃、ひび割れに強くなっている。

　Snapdragon 617の実装により、Windows 10 MobileのContinuumをサポート。ワイヤレスで外部ディスプレイと接続し(受信アダプタが必要)、キーボードとマウスを使ってデスクトップPCのように操作でき、Office Mobileも標準で搭載している。

　今回USBポートにコネクタに上下左右対称なUSB Type-Cが採用され、コネクタの向きを気にすることなく、接続できるようになった。USBホスト機能を備えているため、USB Hubを経由してキーボードとマウスなどを接続することも可能。

　SIMスロットはMicro SIMとNano SIMのデュアル構成となり、国内用/海外用などと使い分けられるようになった。ただし、同時利用はできず、片方のスロットのみをアクティブにして利用する。なお、Nano SIMスロット側はmicroSDカードと排他となっている。

　国内の対応バンドはFDD-LTEが1/3/8/19/28、TDD-LTEは41、WCDMAは1/6/8/19。海外はFDD-LTEが1/2/3/4/7/8/28、TDD-LTEが38/40/41、2GはQuad Band。

　バッテリ容量は前述の表の通り、3,900mAhで連続待受時間は最大330時間、連続通話時間は最大18時間(3G/WCDMA時)、充電時間はQuick Charge 2.0利用時で約3時間となっている。

側面部はラウンド形状のアルミフレーム
利用イメージ