2009年10月22日に発売となったWindows 7。多くの来店客と握手しながら発売を祝った深夜0時の秋葉原でのカウントダウン販売に続き、早朝からは量販店を精力的に訪問した樋口氏は、快晴の空を見上げながら、「今日は晴れ晴れとした天気で、気分も希望に満ちて晴れやか」とコメント。「予約だけで、Windows Vista発売後3カ月分に相当する数量に達した。厳しい経済状況の中で、起爆剤になるものと期待している」と語った。だが、発売イベントなどが終了した後の関係者だけのパーティでの挨拶は、「Windows 7は行けると思っていたが、正直なところ、ここまで行けるとは思っていなかった」と本音をちらり。すぐに「不適切な発言がありました」として会場を沸かせる一幕もあった。自ら社長として臨んだ最初の大型OSの発売は、緊張の連続だっただろう