2008年7月、樋口社長体制となって初めての経営方針が発表された。同社会計年度で2009~2011年度までの3カ年を、「地に足のついた革新による確実な成長軌道の実現」とする一方、マイクロソフト社員のビジネス行動規範を設定。また、マイクロソフトの目指すべき企業像として、「お客様に顔が見え、親しまれ、かつ尊敬される企業」、「日本社会に根ざし、環境問題を含む諸問題において、良き企業市民として、貢献できる企業」などの5つの項目を制定。この日を境にして、樋口社長の口から、目指す方向性として、「顔が見えるマイクロソフト」、「日本に根ざしたマイクロソフト」といった言葉が数年に渡って使われることになる