株式会社バッファローは24日、RAID対応NAS「テラステーション」、iSCSI対応HD「テラステーションIS」シリーズにおいて、RAIDの再構築プログラムに不具合があると発表した。

　対象製品は、テラステーションが「TS-XL/R5」、「TS-XHL/R6」、「TS-XHL/R6VC」、「TS-RXL/R5」、「TS-XEL」シリーズ、テラステーションISが「TS-IX」、「TS-RIX」シリーズ。

　不具合は、バージョンが1.30～1.40のファームウェアのRAID再構築プログラムによって発生するもので、RAID 5の再構築動作が正常に行なわれないことにより、本体内に保存されたデータが破壊または消失する可能性があるという。なお、1.3未満または1.41以降のバージョンで利用しているユーザーにはこの件による不具合は発生しない。

　バッファローはこれに対し24日付けで、最新のファームウェア1.50を公開し、不具合に対処した。最新のファームウェアに更新するよう、呼びかけている。