株式会社バッファローは、RAID 6をサポートした法人向けNAS“テラステーション”「TS-XHL/R6」シリーズを2月中旬より発売する。対応OSはWindows 2000/XP/MCE/Vista/7/2000 Server/Server 2003/Server 2008、およびMac OS X 10.3.9以降。

　価格およびラインナップは、容量2TBの「TS-XH2.0TL/R6」が100,380円、4TBの「同4.0TL/R6」が122,850円、6TBの「同6.0TL/R6」が156,450円、8TBの「同8.0TL/R6」が222,600円。

　リビルド中にもう1台のHDDが故障しても完全な復旧が可能なRAID 6をサポートしたNAS。このほか、高速性重視のRAID 0、耐障害性と高速性を併せ持つRAID 10/5、耐障害性が高いRAID 1もサポートする。

　従来の「TS-HTGL/R5」シリーズと比較して、転送速度を約2倍に高速化。また、複数台PCからの同時アクセス性能も従来と比較して約3倍に高速化した。

　このほか、前面からのドライバレスでHDDの交換が可能なホットスワップや、複数台のテラステーションから1台のテラステーションの共有フォルダにバックアップできる「〈テラステーション〉バックアップ」、PC連動電源機能、UPSなどをサポートする。

　インターフェイスはGigabit Ethernet、USB 2.0×2(USB HDDバックアップ機能/プリントサーバー機能)、UPS専用D-Sub9ピン。本体サイズは170×230×215mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8kg。

　このほか、外付けHDDやNAS、ワンセグチューナ、無線LANなど22製品の価格改定を行なった。

　ターボUSB機能を搭載した外付けHDD「HD-CL1.0TU2、同-WH」(1TB)、「HD-CL1.5TU2、同-WH」(1.5TB)はそれぞれ1,155円値下げし、それぞれ14,280円、19,845円となった。

　ポータブルHDD「HD-PV320U2-BK/同WH」(320GB)、「HD-PV500U2-BK/同WH」(500GB)はそれぞれ1,050円、1,155円値下げし、9,450円、13,125円となった。

　NASの「TS-XL/R5」シリーズは、容量2TB/4TB/6TB/8TBが値下げの対象で、一例として8TBモデルの「TS-X8.0TL/R5」は78,750円値下げし220,500円となった。

　USBメモリを内蔵したワンセグチューナ「DH-KONE4G/U2DSL」(4GB)、「DH-KONE8G/U2DSL」(8GB)はそれぞれ1,155円、4,410円値下げし、9,975円、12,075円となった。

　このほか無線LAN製品についても1,000円前後値下げした。