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バッファローが親会社メルコホールディングスに吸収合併。社名は「バッファロー」に変更

 メルコホールディングスは11日、完全子会社のバッファローを吸収合併すると発表した。吸収合併は2025年4月1日に実施し、これに伴い株式会社バッファローは解散するが、メルコホールディングスが事業を継承するとともに商号を「株式会社バッファロー」に変更する予定。

 バッファローは、1975年設立(法人化は1978年)の音響機器メーカー「メルコ」を前身とするPC周辺機器メーカー。PC周辺機器市場への参入は1981年。現行のメルコホールディングスは2003年に持株会社として設立され、株式交換を経てメルコを完全子会社化した。このとき「株式会社メルコ」は「株式会社バッファロー」に社名を変更している。

 吸収合併後は、現行のメルコホールディングス(2025年4月以降はバッファロー)がバッファローの事業を承継し、中核事業会社としてメルコグループを牽引するとしている。なおメルコホールディングスのIT関連事業子会社にはCFD販売株式会社や株式会社バイオスなどがある。

 商号の変更とそれに伴う定款の変更は、12月18日に開催予定の臨時株主総会で議案として提出される予定。