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ゲーミングキーボードの需要拡大でキーボード全体の平均単価が上昇
2020年2月25日 14:27
株式会社BCNは、直近2年間におけるキーボードの平均単価が上昇していると発表した。
家電量販店やネットショップでの実売データを集計した同社の「BCNランキング」をもとに分析を行なった結果で、2018年1月から2020年1月までのキーボードの平均単価は約1,000円の上昇が見られ、2019年12月には同期間で最高額の4,730円を記録している。
キーボードの販売台数に占めるゲーミングキーボードの比率を見ると、2018年1月~11月までは10%~12%台だったが、2020年1月には18.4%まで増加。加えて、通常のキーボードとゲーミングキーボードを分けた平均価格を比較すると、2018年1月時点で前者が3,310円なのに対し、後者は9,260円と約3倍となっている。その後も前者が3,000円台を推移する一方で、後者は2019年2月には10,000円台に達し、2020年1月までこれを維持している。この理由としては、ロジクール製品の単価上昇や高価なRazer製品の発売などが要因になっているという。
同社では、PCゲームやeスポーツの盛り上がりによるゲーミングキーボードの販売数増大などがキーボード全体の平均単価上昇につながっているとしている。