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3分動画で分かる Microsoft Office の新機能

【第7回】アップした写真の文字認識もできる OneDrive

 このコーナーでは、Microsoft Office 2016 の各アプリケーションやサービスの新機能を紹介します。Office 2016 は、2015年9月に発売されましたが、以降、さまざまな機能追加や改善がなされています。Office Premium 搭載PCか Office 365 Solo を使っている人は、自動的にそれらが利用可能となります。

 第7回目は、OneDrive の新機能をご紹介します。

※一部、Insider Preview利用者のみ先行利用可能なものも含まれます。また、Office 365 は常時アップデートされているため、対応アプリや、内容について、更新されている場合があります。

操作方法は動画をご参照ください

1. 写真のすばやい検索

 保存した写真を探すのに苦労したことはありませんか? OneDrive は、アップロードした写真に自動的に「動物」、「人物」、「テキスト」などのタグ付けを行なうので、そのメタデータから目的の写真を簡単に検索できます。

 また、写真内のオブジェクトも認識できるようになり、写真に表示されるテキストを抽出して検索することもできます。OneDrive によって認識された抽出テキストは、写真をクリックし、[キャプションの追加]で確認ができます。

 スマートフォンで撮影した板書や、プロジェクターによるプレゼンテーション、レストランのメニューなどを後から探すときに日付などを覚えていなくても簡単に探せます(写真の写りなどにより、文字認識の精度は変化します)。

2. ファイルとフォルダーの簡単な共有

 OneDrive に保存したファイルやフォルダーは、簡単に共有ができるだけでなく、共有相手に編集を許可することもできます。

 ブラウザで OneDrive サイトを開き、共有したいファイル/フォルダーの右上の丸をクリックしてを選択します。[メニュー]から[共有]をクリックします。

 [リンクの取得]をクリックすると、OneDrive サイト上のURLがコピーされるので、メールやメッセンジャーアプリにペーストして、リンクを送信できます。[メール]をクリックすると、送信先のアドレスとメッセージを入力できます。[その他]をクリックすると、Facebook、Twitter、LinkedIn、Sina Weiboに直接URLを投稿できます。

 これらの方法で共有しても、ファイルのコピーが送信されるわけではなく、リンクが送信されるだけなので、サイズが巨大なファイルを共有しても、共有者のストレージを圧迫しません。

 また、Excel、Word など Office ドキュメントを共有した場合、共有者とそのファイルを共同でリアルタイム編集できます。ドキュメントはブラウザ上で表示されるので、共有者が Office アプリを利用できない環境でも、確認、編集ができます。

 なお、共有者に編集を許可したくない場合は、[このリンクを知っていれば誰でもアイテムを編集できます]をクリックし、[編集を許可する]のチェックを外します。