フロンティア、「SLINGBOX 350」をHDMI接続で利用できるコンバーターセットモデル

SLINGBOX 350のインターフェイス

　フロンティアファクトリー株式会社は、TVチューナやレコーダの映像と音声をインターネット経由で視聴できる映像転送システム「SLINGBOX 350」と独自のHDMIコンバータをセットにした「SLINGBOX 350 HDMIセット」を3月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は28,980円(5%税込み)前後の見込み。

　SLINGBOXは、TVチューナ/レコーダの映像と音声を入力し、インターネットを経由してPCやタブレットなどから視聴でき、赤外線リモコンも利用可能なデバイスで、SLINGBOX 350は1080p(1,920×1,080ドット/プログレッシブ)に対応するのが特徴のモデル。入力端子はコンポジットビデオ、コンポーネントビデオ、ステレオ音声(RCA)を備える。

　今回発売されるのは、フロンティアファクトリーが同製品専用に開発したというHDMIコンバータをセットにしたモデル。コンバータにはHDMI入出力、コンポーネントビデオ出力、ステレオ音声(RCA)出力を備えており、TVチューナ/レコーダからのHDMI出力を利用してSLINGBOXを活用できる。コンバータの電源はMicro USBで、SLINGBOX本体から供給できる給電用ケーブルが付属する。本体サイズは87×64.5×16.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約80g。

　すでにSLINGBOX 350を利用しているユーザー向けに、2014年春以降にHDMIコンバータの単体販売も予定されている。

「SLINGBOX 350 HDMIセット」

付属のHDMIコンバータ

HDMIコンバータの前面

HDMIコンバータの背面

HDMIコンバータの右側面

HDMIコンバータの左側面

　なお、SLINGBOX 350の単体パッケージも継続販売されるが、4月1日に価格を改定予定。現在の19,800円(5%税込み)から、オープンプライスへ変更する。改定後の店頭予想価格は21,800円(税別)前後の見込み。