やじうまPC Watch

Microsoft Research、“仮想3Dテレポテーション”を実現する技術

ホロポーテーション

 米Microsoftは25日(現地時間)、“リアルタイムの仮想3Dテレポーテーション”を実現した「ホロポーテーション(holoportation)」を開発し、そのデモの様子をYouTubeで公開した。

 この技術は、同社製3DカメラKinectなどを所定の空間に複数台設置し、人間など対象となるものをリアルタイムにスキャン/キャプチャ。別の空間において、同社製のシースルー型ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」などを装着すると、その3D映像を現実世界に投影し、あらゆる角度から観ることができるようになる、というもの。Microsoftではこれをホロポーテーションと名付けた。

 この技術はMicrosoft Resarchの「Interactive 3D Technologies」(I3D)グループが開発した。同グループはHoloLensの開発にも携わっている。

(劉 尭)