Microsoft、キーボード部分が電子ペーパーのクラムシェルのようなデバイスの特許を出願

DUAL DISPLAY DEVICE

　米Microsoftが、電子ペーパーと発光型ディスプレイを組み合わせた「DUAL DISPLAY DEVICE」なるノートPCのようなデバイスの特許を出願していることが分かった。

　このデバイスはクラムシェルノートPCのように、通常のディスプレイを備えているが、キーボードが設置されている面もディスプレイになっており、こちらは電子ペーパーが使われているのが特徴。また、タブレットのカバン用も想定されている。

　電子ペーパー側にはキーボードといった入力用インターフェイスを表示する仕掛けになっている。物理キーボードを排してタッチキーボードに置き換えたYOGABOOK(『レノボ、世界最薄最軽量の10.1型2in1「YOGA BOOK」』参照)を彷彿とさせるが、電子ペーパーを利用することにより、LEDなどの発光や画面の逐次書き換えが不要となる。

　この特許が公表されたのは今年(2017年)の3月30日で、出願は2016年9月16日にされている。