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未発売のCore i7-7700Kを7GHzにOCできた…らしい

 未発売の「Kaby Lake」世代のCore i7-7700Kを7GHzにOCした報告が、ロシアのOCLab.ruで紹介されている。

 この記録は、プロのオーバークロッカーAllen "Splave" Golibersuchによるもので、CPU-Zのスクリーンショットが公開されており、これによればベースクロックが101.78MHz・倍率が69倍・Vcoreは2.00Vとなっており、確かに7GHz超えを達成しているようだ。ただし、動作を安定させるためにHyper-Threadingや4コアある物理コアのうち、2コアが無効になっているとのこと。

 HWBOTによるベンチマークランキングでも、同氏の添付したスクリーンショットからも分かるとおり、6,986MHzでSuperPiの3,200万桁が4分20秒という記録があり、現時点の総合最速記録となっている。また、ASUS GeForce GTX 1080 STRIXを用い、3DMark05で86,798marksを記録し、これも総合1位となっている。

 コードネーム「Kaby Lake」と呼ばれる第7世代Coreプロセッサー・ファミリーは、既に報じているように、やはりIPC(クロックあたりの実行命令数)はあまり向上していないとのことだが、この7GHz超えが事実であればオーバークロッカーにとっては発売に向けて期待が膨らむのではないだろうか。