イベントレポート
東芝、2倍以上速くなった無線LAN対応SDカード「FlashAir」
~NFCでロック可能なSDカード「Mamolica」も
2017年2月23日 15:11
東芝は、横浜パシフィコにて開催されているカメラと写真映像のイベント「CP+ 2017」にて、無線LAN搭載SDカードの「FlashAir」やNFCによるロック機能を積んだ「Mamolica」搭載SDカード、UHS-II対応SDカード「EXCERIA PRO SDXU-C」を展示している。
FlashAirはIEEE 802.11nに対応したSDカードで、新モデルとしてUHSスピードクラス3をサポートする「SD-UWA」シリーズを投入。16/32/64GBモデルが用意されている。
内蔵無線LANモジュールが刷新され、従来モデルに対して2倍以上の転送速度を達成しているのが特徴。
MamolicaはSDカード内にNFCを搭載し、NFC対応スマートフォンやNFCリーダを接続したPCからSDカードをロックするというもの。8/16/32/64GBモデルを用意し、法人向けに販売される。
専用ソフトを入れたスマートフォンをこのSDカードに近づけることで、簡単に内部のデータを保護可能。ロックされたSDカードは端末に接続してもデバイスとして認識されない。
SDカードはロックされた端末と紐付けられ、ほかの端末からはロック解除は不可能。ロックした端末が壊れてしまったといった場合は、SDカードを初期化することで再利用ができるが、データは消失する。
EXCERIA PROブランドの「SDXU-C」シリーズは、昨日発表のUHS-II対応SDカード(別記事「東芝、4K動画撮影可能なプロ仕様のUHS-II対応256GB SDカード」)、最大リード270MB/s、同ライト250MB/sの転送速度を備えている。