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Razer、デスクトップPC向けビデオカード接続に対応した12.5型ゲーミングノート

Razer Blade StealthとRazer Core

 米Razerは6日(現地時間)、Ultrabook準拠の薄型ノートPC「Razer Blade Stealth」と、同製品と接続可能なデスクトップPC向けビデオカード用エンクロージャ「Razer Core」を発表した。Blade Stealthの価格は999ドルからで、Coreの価格は未定。

Razer Blade Stealth

 Razer Blade Stealthは、厚さ13.1mmの薄型筐体が特徴の12.5型ノートPC。CPUにCore i7-6500U(2コア、2.5GHz)、LPDDR3-1866 8GBメモリ、OSはWindows 10 Homeを搭載する。

 マルチタッチ対応のIGZO液晶を搭載し、画面解像度は「Blade Stealth QHD(2,560×1,440ドット、234PPI、Adobe RGBカバー率70%)」および「Blade Stealth UHD(3,840×2,160ドット、352PPI、Adobe RGBカバー率100%)」の2種類を用意。ストレージはPCI Express接続SSDで、QHDモデルが128GBまたは256GB、UHDモデルが256GBまたは512GBから選択する。全モデル共に1,680万色から色を選択可能なChroma対応バックライト搭載した、アンチゴースト対応のキーボードを搭載する。

 インターフェイスは共通で、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN+Bluetooth 4.1、USB 3.1 Type-C(Thunderbolt 3兼用)、USB 3.0×2、HDMI 1.4a出力、200万画素Webカメラ、ステレオスピーカー、マイク、3.5mmコンボジャックを備える。

 充電はUSB Type-Cポート経由。サイズは321×206×13.1mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.25kg。

Razer Blade Stealth
Chroma対応キーボード
左側面
右側面

Razer Core

 Razer Coreは、デスクトップPC向けビデオカードを搭載可能なエンクロージャ。Thunderbolt 3を利用してRazer Blade Stealthと接続可能となっており、仕事用マシンとゲーミングマシンを1台で実現するとする。

 ビデオカードだけでなく、ポートの拡張ドックも兼ねており、Gigabit Ethernet、USB 3.0×4も搭載する。またPlug & Play対応のため、接続の際に再起動などが不要としている。

 対応するビデオカードは、カード長310mm、高さ152mm、厚さ44mmまでで、消費電力が375W以下の製品。本体サイズは104.9×339.9×218.4mm(幅×奥行き×高さ)。

Razer Core
背面
スライド式
側面
外部ディスプレイ接続イメージ
The Razer Blade Stealth & Razer Core

(佐藤 岳大)