ニュース
ECS、「LIVA」にBraswell採用のWindows 10搭載新モデル
~Broadwell搭載ベアボーンや非接触式充電対応の小型PCも
(2015/8/21 00:00)
株式会社リンクスインターナショナルは、台湾ECSの小型デスクトップPC「LIVA」シリーズのWindows 10搭載新モデル「LIVA X2(LIVA Square)」の発売を発表した。
リンクスとECSの共同で開催された製品発表会では、リンクスインターナショナルの代表取締役 川島義之氏や日本エリートグループの代表取締役 岡山偉信氏らが登壇し挨拶を行なった。
同発表会ではLIVA X2の発表、デモンストレーションとともに、今後投入予定のLIVAシリーズの新型ベアボーンや非接触式充電対応小型PCなどについても発表が行なわれた。
LIVA X2
LIVA X2はWindows 10搭載の小型デスクトップPC。DDR3Lメモリとストレージの容量の違いで、4GBメモリ/64GB eMMC搭載の「LIVAX2-4/64-W10」、2GBメモリ/64GB eMMC搭載の「LIVAX2-2/64-W10」、4GBメモリ/32GB eMMC搭載の「LIVAX2-2/32-W10」の3モデルが用意される。価格は全てオープンプライスで、税別店頭想定価格はそれぞれ33,800円前後、29,800円前後、25,800円前後の見込み。発売日は9月6日。
COMPUTEX TAIPEI 2015にて披露されていた製品で、本体サイズ156×83×51mm(幅×奥行き×高さ)、重量約560gの超小型筐体と、ファンレス仕様による無音動作が特徴。M.2(2280/2242、SATA 6Gbps接続)ソケットを備え、ストレージの増設にも対応する。
“Braswell”アーキテクチャ採用のCeleron N3050(2コア、1.6GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載し、H.265/HEVCのハードウェア再生支援、HDMI 1.4aコネクタからの4K(3,840×2,160ドット)出力に対応。USB 3.0コネクタの1つは「EZ Charger」機能を備えており、本体が電源OFFでも給電を維持できる。
Windows 7/8.1のインストールにも対応するが、Windows 7はeMMCへのインストールに対応しないためM.2へのインストールが必要となる。
インターフェイスはUSB 3.0×3、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI 1.4a、ミニD-Sub15ピン、および音声入出力。消費電力は最大約20.96Wで、待機時は約3.75W。
LIVA Core
「LIVA Core 4G」はLIVA X2同様、COMPUTEXで披露されていたファンレスベアボーンキットで、SoCに“Broadwell-Y”アーキテクチャ採用のCore M-5Y10c(2コア、800MHz)、メモリに4GB DDR3Lを搭載。HDMI 1.4a出力2基を備え、CPU内蔵のHD Graphics 5300による4K出力、マルチディスプレイ出力にも対応。USB 3.0コネクタの1つは「EZ Charger」機能に対応する。
価格はオープンプライスで、税別店頭想定価格は49,800円前後の見込み。発売日は9月下旬頃の予定。
ベアボーンのため、OSおよびストレージは付属しないが、PCI Express/SATA 6Gbps両方での接続に対応したM.2(2280/2242)ソケットを備える。
インターフェイスはUSB 3.0×4、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI 1.4a×2、および音声入出力。消費電力は最大約20.96Wで、待機時は約3.75W。
本体サイズは136×84×38mm(同)で、重量は約420g。消費電力は最大約27.78Wで、待機時は約3.78W。