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Lenovo、プロジェクターとウーファー内蔵のAndroidタブレット
~アシュトン・カッチャー氏と共同開発
(2014/10/10 04:30)
Lenovoは英国時間の9日、「YOGA」シリーズ新製品発表会をロンドンで開催し、プロジェクターを内蔵するAndroidタブレット「YOGA Tablet 2 Pro」を発表した。なお、細かな仕様は日本時間10日午前4時半より開催される発表会で公開される見込み。
今回同社は「YOGA Table 2」も発表しているが、YOGA Table 2 Proは、その上位に位置付けられる製品。両者の違いは、YOGA Table 2が、8型と10型で、OSはAndroidとWindowsが用意されるのに対し、YOGA Tablet 2 Proは、13型のAndroidのみとなる。また、こちらは俳優のアシュトン・カッチャー氏が、実際に北京にまで赴き、Lenovoのエンジニアと共同で開発にあたった。
その成果が、シリンダー部のさらなる改良。YOGA Tabletは、片方の端を丸みのあるシリンダーデザインにすることで、本体部分の厚さは薄くしたまま、バッテリ容量を増やしつつ、手に持ちやすく、回転するスタンドを取り付けられるようにした。
今回は、その部分にタブレット用としては強力な8Wのウーファー付きサウンドシステムと、ピコプロジェクターを内蔵させるという他に類のない構成に進化させてきた。
プロジェクターは480pの解像度を持ち、約2mの距離で50型の画面を投影する。プロジェクターの映像は、明るさなどのほか、台形補正もソフトウェアで対応。オン/オフは、シリンダーにあるハードウェアスイッチか、ソフトウェアで行なう。また、シリンダー部には、フォーカスを調整するレバーもある。プロジェクター側に出る画面は、液晶側と同じミラー表示だが、プロジェクター利用時に液晶を表示させるかどうかは選択できる。
CPUはAtom、液晶は2,560×1,440ドット表示対応13.3型、ストレージは32/64GB、OSはAndroid 4.4を搭載。4Gのオプションもある。シリンダー部を除く厚さは3.7mmで、重量は950g。バッテリは最大15時間、プロジェクター利用時は3時間駆動する。
ワールドワイドでの出荷は10月で、価格は499.99ドルより。日本での発売はおおむね期待できそうだ。