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レノボ、3スタイルで使えるスタンドを内蔵した新コンセプトの「YOGA TABLET」

~8型と10.1型の2モデル

「YOGA TABLET」シリーズ
11月1日 発売

価格:オープンプライス

 レノボ・ジャパン株式会社は、3種類のスタイルで利用できることを売りとする新コンセプトのAndroidタブレット「YOGA TABLET」シリーズを11月1日に発売する。8型の「YOGA TABLET 8」、10.1型の「YOGA TABLET 10」の2モデルがラインナップされる。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ27,800円前後、36,800円前後の見込み。

 本体の片側にシリンダー状デザインを採用したタブレット。シリンダーの一部に背面側に収納させる回転式のスタンドを内蔵しており、自立させる「スタンドモード」での利用が可能。スタンドは無段階で調整可能。スタンド部はアルミ製となっており、テーブルなどへ金属が触れるのを避けたいユーザーのためにゴム足も付属する。

 また、片側を浮かせ、適度な角度を持たせた状態で平面的に置く「チルトモード」や、手に持って利用する「ホールドモード」での利用も可能。ホールドモードは、シリンダーの厚みにより手に持ったときのホールド感を高めるとともに、バッテリをシリンダー内部に収納することで重心部を持つことで重量値以上の軽さを感じられるようにした。シリンダー内へのバッテリの搭載は、液晶背面部の薄型化にも繋がっている。

スタンドを立て自立させた「スタンドモード」での利用
スタンドはシリンダーの一部を回転させて使用する。microSDカードスロットはスタンドの内部に装備
タブレットを寝かせた「チルトモード」での利用。スタンド回転時/非回転時で角度を変えることもできる
シリンダー部を重心とすることで軽く感じられるようにした「ホールドモード」。背面カメラは左手で持ったときに上に来るように配置されている

 液晶サイズの違いにより、8型モデルと10.1型モデルがラインナップされる。パネル方式はいずれもIPSで、5点タッチに対応。解像度も共通で1,280×800ドット表示に対応する。

 8型モデルは2セルのリチウムポリマーバッテリを搭載。駆動時間は約16時間。本体サイズは213×144×3~7.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は401g。

 10型モデルは3セルのリチウムポリマーバッテリを搭載。駆動時間は約18時間。本体サイズは261×180×3~8.1mm(同)、重量は605g。

 そのほかの仕様は共通。プロセッサにMediaTek MT8125(1.2GHz、クアッドコア、ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB、ストレージ16GB、Android 4.2を搭載。

 インターフェイスはIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、160万画素前面カメラ、500万画素背面カメラ、Micro USB、音声入出力。加速度、環境光、電子コンパス、GPSの各センサーを備える。

独特の形状のため専用のスリーブケースの発売も予定。またYOGA TABLETはMiracastをサポートしており、TVのHDMI端子へ接続するMiracastアダプタの発売も予定されている

(多和田 新也)